15年勤務

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今、つとめている会社に入社して15年目らしいです。
実感は、、、、あんまりありません。

昨日、15年勤務の表彰を受けました。
何年ぶりだろう。
みんなの前で表彰状なんて受け取ったの。
高校卒業以来かなぁ。
大学の卒業の時は、あまりに人が多かったから、代表者だけだったしねぇ。

最近、ろくな受注なんてあるわけもなく、設計らしい設計なんて、ほとんど無く、雑務ばっかり。
しかも、今までほったらかしにして放置していたことを拾い集めるようなドブさらい的雑用。
もう、いいかなぁー、なんて思うことも多くなり、表彰されてもねぇって思っていたり。
でも、こんな人間でも雇って置いておいてくれるだけありがたいのかなーってそんな風にも思っていたり。
複雑な気持ちです。

私が入った年は、バブル崩壊と共に始まった不景気真っ直中で、就職難で大変な時。
講演でも話しているけど、障がいを持った私なんか、門前払いも良いところで、悔しい思いをたくさんした。
私自身がどんなことをしたいとか、志とか、夢とか、そんなことなんてどうでも良い、働けるか働けないかっていうそんなことしか興味がない、という会社側の本音が見え隠れして、うんざりしてくる思いばかり。

よくイベントで使っているオリンピックセンターが今のような建物ではなく昔の古い建物だったころ。
(当時は、今の宿泊棟と国際交流棟と、今のスポーツ棟あたりに大きな体育館が1つあったぐらい。)
そこにあった体育館で行われた障がい者だけの合同就職説明会みたいなのに行ったこともあった。
メッチャ暑い中、30社ぐらい回ったけど、結局、拾ってくれたのは、今、勤めている会社ともう1社だけ。
ふんぞり返ったような態度のひどい担当者も多く嫌な思いをしたけど、この2社だけは、親身に対応してくれたのを覚えています。

もう1社は、某大手電機メーカーのH本社。
大学まで押しかけてくれて、説得されたけど、勤務場所への通勤だとか色々とあって泣く泣くお断りして、今の会社へ。
でも、そのH社のそこの部署。
後々、かなりのリストラをしたみたいなので、入っていたら、たぶん、干されてたし、仕事が忙しくて、今のようなボランティアをやったりも余裕無く てやれなかったかもってそんな風に思っています。

今の会社も10年前ぐらいに8割の社員をリストラするっていうとんでもないこともあったけどね。
(当時の新聞だとかにも大きく載りました)
「会社も労組も信用するな。自分の頭で行動しろ。」っていう上司の言葉を信じてたら、なぜか生き残った。
って、その人が、今でも上司だったりして、小言言われながら、雑用やらされてます、はい(笑)

今の時代、でも、こうやって雇ってくれているだけでもありがたいのかもしれないね。
辞めたところで、当てがあるわけでもないし、このご時世、この身体で引き受けてくれるところも限られてくるし。
いかんせん、親会社も親会社なんで、この先、どうなるかわからないけど、今は、流れに任せていようかなってそんな風に感じています。

ま、どちらにしろ、あたふた、這いずり回りながら、15年もよくやっているよ>自分(笑)

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このページは、Nipopoが2010年4月 3日 03:47に書いたブログ記事です。

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