2011年8月アーカイブ

広島原爆投下の日の今日。
高校の同期会でした。

もう、何年ぶりだろう。
高校OB、OG全体の同窓会の案内は何度か来ていたけど、ずっと欠席。
で、連絡しないまま、引っ越しとか繰り返していたら音信不通になっていました。
一昨年だったか、たまたま見つけた同窓会のWEBページに連絡先を送ったら、何とか繋がりが再開。

去年からの長期入院後、2月に退院。
震災などを経て何とか日常生活に慣れてきた頃、同期会の案内が来ました。

今まで、こういうのは乗る気がしなくて、欠席続き。
たぶん、小中高大とあわせて、こういうのに参加したのは、20歳の時ぐらいにあった小学校のクラス会ぐらい。
でも、今回の長期入院などの事があったせいか、自分を整理する意味でも過去の事もしっかりと自分の事として受け止め捉えていかないとって思うようになり、今回は参加を決意しました。

学生の時の自分って、講演会の原稿を考える以外で、わざわざ振り返る気にはなれず、避け続けていました。
高校の時は、ありがたい事にいじめとかは全くなかったし、親友と呼べる友達もいたのだけど、どこか遠い過去の様に、記憶の片隅に置き去りにしていました。

通っていた高校は、出来て10年も経たない学校で、色んな意味で斬新さがありました。
のびのびとした校風で、生徒の意見を比較的尊重してくれる場が多くあり、先生よりも生徒会中心の行事も活発だった記憶があります。

障がいのこともあって登校しやすさも含め色々な指導やアドバイスもあり、自分の成績よりも2ランクぐらい上を受験し、何とか合格して、この高校に入学しました。
当時は、私の住んでいた所の学区ではトップクラスの高校。
結局、その無理が祟ったのか、高校に入学した途端、成績は一気に落ち、落第寸前。
いつも、後ろから数えた方が早いぐらいの成績になっていました。
心に垣根を作って周りとも積極的に溶け込む事も、自分としてはあまりなかったように思います。
でも、周りについて行かないとならないわけで。。。。。必死になっていました。
そんな状態の中、思春期の心の荒れ模様と重なって、精神的にもかなり不安定。
学校では特に暴れるような事や問題行動はなかったと思うけど、外で抑えていた分、家では、無茶してました。

正直、高校の時の記憶が、すっ飛んでるし(笑)
完全に無いわけじゃないけど、濃い霧の彼方に霞む様な記憶しかないし。

今日、同期会に参加して、やっぱり、わからん(笑)
声をかけられて、やっとのことで記憶の片隅をほじくり返す。
必死。
ドキドキ、、、。
本当に余裕無かった~。

立食パーティー形式で、高校の時と変わらずに、どこか溶け込めず、ぽつんと独りでいる私。
そんな私でさえも声をかけてくれた人がいてくれた。
色々と話している内に、何となくその時の自分の姿を思い出し、「そんなだったかなぁ」と見えてくることもあって。。。良かったなって。。。

ボロクソな成績の事もあり、大学にあがるのも難しい状態だった私を、志望大学に直談判までして入学させてくれた担任の先生には、逢えなかったけ ど、(昔からやっていた山登りの日だったらしく。こういう所、昔から変わっていないかも、、)、他にお世話になった先生方に挨拶出来てよかった。
「N先生(担任だった方)と逢う度にいつも君の事を気にしていたよ」と言ってくれた。
なんだか、ホッとする瞬間。
先生も含め、クラスメートなどにも「元気そうでよかった。」「今、どうしてるの?」と声をかけてくれた。

あの空白だった高校時代もしっかり私の事を気にかけてくれたり、支えてくれていた方々がいてくれたんだなって改めて思って、嬉しかったです。

最後に、参加者一人ひとりが舞台に立ち、挨拶。
私も近況とか話す機会ができた。

結婚したり、子ども連れできていたり、お店をもっていたり、お偉いさんになっていたり。
先生方も定年されたり、未だ現役だったり。
同期生で亡くなった方もいたり、体育の先生とか他にお世話になった方も他界されていたり。。。。

二十数年という時の流れを改めて感じる時間。
こういう時間を感じる事も大切だなって思った一日。

多感だったあの時期は、自分にとっては暗い記憶に思えていたけど、それは自分勝手な思い込み。
明るい記憶だったんだって。
そして、あの時期があったからこそ、今の自分、今の生き方があるんだって。

今は本当にそう思います。

そんな事に気づけた同期会を設定してくれた幹事の皆さんに感謝です。
逢ってくれて、話しかけてくれた皆さんに感謝です。

行ってよかった。

ありがとうございました。
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もう、8月ですね~。
早いものです。
近況報告も兼ねてのまとまりの無い日記を書いてみます(笑)

暑いのはめっちゃ苦手ですが、台風やらなんやらで、意外に過ごしやすい日が多いので、何ともありがたいです。
完全に体調のバランスが崩壊していたのも、去年の今頃。
お腹はおかしいし、だるいしで、最悪だったのを覚えています。
土日は、友人とあったりはしているけど、無理せず、セーブモードでやっています。

先々週から、仕事場が変わり、設計関連の仕事から、品質管理の仕事になりました。
設計関連の仕事は、一秒の時間との勝負だったりするので、休む事すらもまず出来ない。
精神的も厳しいし、さすがに無理はさせられないと、会社側で提案してくれました。
設計関連は、開発主体のうちの会社としては最前線のもあたる場所。
やりがいはあった仕事だけど、でも、今も私の身体じゃ無理は出来ない。
正直、前の部署から離れがたいけど、今は、身体の事も労ってあげないとならないし、不安定な身体の私でも席を確保しておいてくれている会社側の提案を呑むことにしました。
先日、前の職場の上司から電話が自宅にあり、今でも気にかけてくれているし、今はこの恩をしっかりと受け止め、しっかりとお返ししたいと、仕事をこなしている毎日です。
だからといって、気の抜けない仕事も沢山あるし、覚えないとならないことも多いので、大変ですけどね。
新しい場所で、一つ、一つ、歩んでいこうと思っています。

先週、病院にいって、退院後の定期検診に行ってきたけど、やっぱり、「再入院、再手術」のことを言われました。
骨折の所は、今の所、予定通りの形で来ているし、腎臓も特に再炎症を起こしたりしているわけではないんだけど、問題は人工肛門。
前にも書いたように、私の場合、特殊中の特殊なケースとなってしまっていて、様子を見ていても、一向に良い方向に進まない。
だからといって悪い方向にも行っているわけではないんだけど、このまま行けば、悪い方向に行く可能性も大きくなってしまいそうなので、再入院と再手術をした方が良いのでは?と提案されました。

人工肛門をつくる時、内視鏡など色々と検査をしていって、腸の様子などを探り、緻密な計算を行うんだけど、私の場合、大腸破裂の状態だった為に、緊急処置として行いました。
だから、土壇場の判断に任せた状態になっている事も確かなのです。
お腹を開けたら予想も付かないような状態だったそうで、腸の位置も酷かったらしく、他の臓器などとの癒着も激しく、変に動かしたり、メスを入れたり出来る状態でもなく、普通の人工肛門の手術よりもかなり大変なものだったそうです。
だから、もう一度、しっかりと計画を練り直して、ゼロからスタートのつもりで、再度、再整形を行おうという事になっています。

まだ、予定は未定だし、本当にやるのか、もしくはやれるのか、まだも決まっていないし、家族としても本人としても、回答保留にしているのですが。。。。
今の状態のままじゃやっぱり辛いし、なかなか、遠出が出来ないでいるのもこのせいだし。
今の状況が少しでも改善し、希にある酷い痛みなどが少なくなるのであれば、やるしかないのかなって思っています。

でも、、、、考えれば考えるほど、やっぱり、不安ですね。。。
去年以上の大出術になりそうなので。
気管挿管が出来ない身なのも、不安を煽る。
(骨形成不全の為、首の骨が変形していて、かなり深い全身麻酔を行う時の人工呼吸の為の挿管がやりにくいのです。去年も意識がある中、ゲーゲー言いながら1時間半もやっていた・・。)
10日間に三度の手術をしていれば、怖いモノはないように思うのだけど、あの時は、無我夢中で考える余裕もなかったから怖いということも言っている暇もなかった。
だけど、考える時間も余裕もある今は、やっぱり、不安にさせられます。
ここまで来たのを、また、ゼロからやり直しというすごろくの振り出しに戻るに近い気持ちでもあります。

土日とかに友人とあったり、イベントに参加したりすると、人と逢う事が楽しく、人と交わることの喜びを感じると、やっぱり、前に進まないとっていう気持ちにさせられ、勇気になります。
誰かと共に生きる為に自分は産まれてきたのだし、誰かと共に生きることの大切さを伝え、自ら生きていく事を決して諦めたくないし、これからもそう生きていきたい。
だから、こんな所で悶々としているぐらいなら、少しでも可能性のある道へ進むためにジタバタすることを選びたいと思うのです。

先日やったイベントの打ち上げが、先週あったのだけど、やっぱり、生きなきゃって改めて思った。
やっぱり、前に進まなきゃとそう改めて感じた。

だから、手術も受けようかと、思っています。
9月始めから計画を練っていって手術となるので、たぶん、9月半ば~10月中になると思います。
今年も、誕生日は、ほぼ病院食決定ということで(笑)
毎年、誕生日に、何やってんのかね~。

という感じかな。

今週末は、高校の同窓会に参加してきます。
実は、初参加です。
あまり、良い思い出が無いせいか、今まで、学生の頃の自分を振り返るようなことは避けてきた所もあり、参加辞退してきました。
高校の時は、いじめられていたわけでも無く、学園祭とか楽しかった部分もあるし、少ないけど友達も何人かはいたのだけど、どこか周りから取り残された様な、独りぼっちの様な負の感情の方が強くて。
でも、長期入院の事など、色々と考えが変わって、今回は参加してみようと、決心しました。
幹事役は、同じクラスメートの人で、先日、お葉書をくれて、私がいたクラスが一番出席率が良いみたいです。
先生方も来るので、今から、ドキドキしています・・・。

とまぁ、やっぱり取り留めなく、まとまりのない日記になってしまいました(笑)
なんだかんだと色々とあるし、毎日大変だけど、その毎日、毎時を思う存分ジタバタして生きたいと思う今日この頃です。。。
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