仕事

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昨日からゴールデンウィークに突入して二日目。
いやー、まったり中です(笑)

毎年、この時期は年度初めの受注生産真っ盛りで、納期対応に追われて休めることがなかったけど、5月6日までフルでお休みなので、毎日、まったり状態で過ごせそうです。

GWに入る前。
社長との定例面談がありました。

会社での、今までのこと、これからのことを話し合う場です。
社長との距離が近い100名前後の企業ならではの行事かもしれません。

身体の事とかも色々と気遣ってくれました。

社長の一言。

「前の職場は、色々と技術的な事とか多かったから、今の職場は物足りなくないか?」

病気で倒れる前は、設計にいました。
会社でいえば、ある意味、最前線の様な職場。
毎日、1分、1秒との闘い。
残業は当たり前。
しかも、1μm単位という1mm以下の世界とのにらめっこです。
神経休まるところがありませんでした。

それだけ心身衰弱してもおかしくなかった職場でした。
でも、それなりにやり甲斐があって、それなりに責任があって。
専門の技術職でクリエーターでという内容は、やっぱり好きな仕事でした。
そのつもりで、学生の時は勉強もしてきたし。

でも、今は、品質管理の仕事。
しかも、WordやEXCELが使えれば、何とかなるような仕事だけ。
もちろん、今は、慣らし運転の時ですし、今年度から責任ある役目の主担当になったので、それなりにやり甲斐はある仕事になってきました。

仕事があるだけマシだし、居場所があるだけマシ。

そう思う反面、前の職場の方が良かったなって思うこともしばしばで、最初の頃は、思い出す度にゲッソリしそうで、肩身の狭い気持ちで一杯になることもありました。

今は、そういう気持ちから少しずつ脱して、今の様な縁の下の仕事こそ大切で責任を負う仕事だと思うし、品質管理こそ、ものづくりをメインとする会社にとっては要でもあるので、それだけ大事な仕事だと思っています。

社長のこの一言は、そんな私の心の揺れをくみ取ってくれたんでしょうね。

「今は、身体を慣らすのが精一杯です。それに、半年も病気で会社には戻れず、もう、社会復帰はもうダメかなって思っていたので、仕事があるだけ、ありがたいし、幸せです」なんて、私が応えたら、社長とその近くにいた専務は笑って「病気は仕方ないことだろ?会社としては、貴方はいて欲しい人なのだから。逆に今までムリさせてきたんじゃないかって心配しているし、何かムリな事があったら必ず言うようにしてください。」と言ってくれました。

やっぱり、この会社に就職してよかったのだと、改めて思いました。
もう15年にもなるけどね。
大学卒の時は就職難で、しかも、障がいを持っているから、雇ってもらえるところがなかったし。

そんな中、2つから「うちに来ないか」って言ってくれて。
その2つの会社の1つでした。
もう1つは、それこそ万という社員を抱えている会社だったけど、通勤が大変だったことと直感的な理由でこちらを選んだ。

その直感が良かったのだと、今は、思っている。

これからどうなるかなんてわからないし、また、以前のように大変な仕事がある部署になるのかもしれないけど、どんな小さな仕事でも、どんな些細な仕事でも、ムダなものはないし、責任があることだし。
そう心に刻みつけて、一つひとつ歩んでいきたいってそう感じます。

今、こうやって過ごせること、その全てが感謝ですね。
そう思います。

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このページは、Nipopoが2012年4月29日 17:30に書いたブログ記事です。

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