いじめって・・・・・

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ブログ触るの久しぶりになってます(笑)
最近、フェイスブックかツイッターかどちらかで済ますことが多くて、、、。
すいません。

で、久しぶりに書く事は、とても、暗く、重たい話です。
書いておかないとって思うので。

大津市教育委員会は、「死に体」である|日々是口実-041

http://59s-hibikor.doorblog.jp/  より。


これを読んでというかニュースとかを見ていて思ったのだけど。

暴論だと思うけど、「いじめ」なんてなくなるはずないと思う。
「なくなる」なんて思っているうちは、多分、問題解決なんてできない。
そう思うのです。

「今の子は思いやりがない」とかなんとか言われるけど、そんなんじゃない。

100点でなければならない、完璧じゃないとならない、みんなと一緒でないとならない。

そんな「完璧主義」と「協調性」を求めるような教育をしているうちは、無理なんだと思うのです。
そこから逸脱することすら許されず、半ば脅迫されるような教育を毎日毎日うけていたら、自分への評価ばかりが気になり、自分を守るために、他人のことなんて置き去りにしないと生きていけなくなる。

そんな教育自体が「いじめ」そのもので、その教育自体が「いじめ」を育てる。
常に誰かが誰かをいじめるため、ネタを求めてさまよう。
「いじめる」ことで、自分の完璧さを証明できるから。
「協調性」を証明できるから。
少しでも劣っている人、逸脱している人を絶えず見つける。
で、見つけたら、いじめる。

とことん、いじめる。
みんなで一斉にいじめる。

だって、「完全主義」と「協調性」を重んじるんだから、誰もが「自分も誰かをいじめないと自分は社会から消されてしまう」という脅迫概念が生まれるのだから。
教室や職場といったある意味閉鎖空間であったら、尚更、助長される。

で、その傍らで「いじめをなくそう」と教育現場は声高らかに唱え、「いじめゼロ」が当たり前かのように言い始める。
だから、「いじめ」が起きると、「いじめ」をなくせなかった教育現場は完璧じゃなく、そこから落第したとレッテルが張られる。
それが怖いから隠蔽をはじめる。
「ここはいじめゼロのはずなんだから、あってはならないことだ」と口封じがはじまる。

そんな八方ふさがりの様な状況じゃ、いじめられっ子もまた、助けを求められなくなる。
いじめられているなんて、自分は完璧じゃないとレッテルを張るようなものだから。
「いじめゼロ」なのに、いじめられている自分は、周りに迷惑をかけているんだと思わされるから。

誰にも言えなくなる。
助けを求められなくなる。
全てが敵になる。
そして、追い詰められて自殺してしまう。


こんなピーンと張り詰めた「空気」が自然と漂っているのが、今の世の中なのだと思う。
いつも、誰かの目を気にして、怯えながらいきている。
また、誰もがそのことに気づいていないから、尚更、悪循環に陥る。
それに加え、子どもだと「自制する」ことができないことも多いだろうし、「傷つけてる」「傷ついている」なんていう感覚も薄ければ、尚更、拍車がかかる。


結局、誰でもいじめられる要素をもっているし、いじめる要素をもっている。
だから、誰がどちら側にたってもおかしくない。
理由なんて、なんだって言い。
理由なんて、あってないようなもの。

そういう観点に立ち、そう誰もが思わないと、いじめなんて解決できないし、なくならないと思う。

ある番組で、加害者側の名前などがわかってしまった為、の現場の関係者を洗い出して、みんなで糾弾しようと、ネットで躍起になっているけど、私からみると、同罪。
結局、同じ穴の狢。
形が変わって、「正義」という大義名分が加わっただけ。
結局、同じ「いじめ」の構図の中に埋没しているだけ。


私もいじめられる側にいたこともあった。
でも、その逆もありました。
いじめる側に立ったこともあるのです。
だから、こんなことを言えるのかも知れません。

今でこそ、何やってんだろうって、その時の自分が恥ずかしく恥ずかしくて、嫌悪感でしかないし、いじめにあったことより、いじめたことのあるっていう事実の方が、自分の中では、かなりウエイトが高い。
どうその罪を償えるのだろうと思う事があります。

正直、今更ですね。
言い訳にしかならない。

けど、なんでやったのかと問われるなら、やっぱり、こんな「空気」の中にいたなって思う。
誰かをいじめないと、自分がいじめられるから。。。怖かった。
「こんなことしたらかわいそう」っていう思いはあったけど、そんなことより、自分を守ることを優先させた。

自分も、そんな風に自分を守ることしか頭に無い弱い人間でしかないわけだし、いつ、どちらに転ぶかなんて、今でもわからない。
だから、毎日、毎時、問いかけながら生きていかないとって思うし、生きていこうとそう思う。

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このページは、Nipopoが2012年7月11日 00:11に書いたブログ記事です。

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