自主上映会の最近のブログ記事

私は、311の東北での震災後、いまのこの時代の為に、何が出来るだろうとずっと思っていました。
震災や原発事故で苦しい想いをしている人達も含め、様々な混乱と混沌の中で必死にもがき苦しんでいる人達に向けて、何を伝えられるのだろう、何ができるのだろうと、ずっと考えていました。

私自身、2年前に体調を崩したのをきっかけに、入退院を繰り返し、一時期、絶望の淵に立たされたことがありました。

腎臓へカテーテルを通す二泊三日程度の入院ですむような簡単な手術の後。
麻酔から覚めた途端地獄を見ました。
そして、「もう歩けないから」「最悪、寝たきりかもしれない」と言われました。

どうしようもない怒りや悲しみ、憎しみに明け暮れました。

でも、ある瞬間、「生きてるんだからそれで良いんだ。それで十分なんだ。」って身体全体で感じ、その途端に、憎しみや悲しみが一気に洗い流され、今まで感じたことのない幸福感に満ちあふれ、力がよみがえってきました。

そして、1年半という闘病生活を乗り越え、今、自由に動けるまでになりました。

この想い。
この願いを、誰かに伝えたい。
今、一番、苦しんでいる人達に向けて、生かされた命の力を還元していきたい。
そう思っていました。

入江富美子監督の最新映画『天から見れば』の映画の情報を見た人達から聞いた時、「この映画こそが、今の時代に必要なことが詰まっているのではないか」と思い始めました。
先日、いのち☆つながる広場日野で試写会を開いた時、その想いが確信に変わりました。

今、この時を生きるすべての人に。
今、この時を一緒に歩んでいきたい皆さんに。
生きる力を伝えたいのです。
乗り越えていく力を伝えたいのです。

明日へ歩み続ける為に、今という時を愛と共に生き続ける。

その大切さを伝えたいのです。

10月8日。
今回の実行委員長の長谷川さんの元で、この願いが実現します。

午前中は、ママさんタイムといって、お子さん連れでも一緒に安心してご覧頂けるようにいたします。
午後は、私の講演会と、会場の皆様と今の想いを分かちあう為の交流会の時間を設けます。

皆様、是非、足を運んでください。
周りの人にお伝えください。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

詳細案内 ↓
2012年10月8日(月・祝)
いのちj☆つながる広場 日野 主催イベント
日本画家 南正文
ドキュメンタリー映画『天から見れば』自主上映会
~禍福一如( かふくいちにょ)の教え~

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連休の最終日。
暑かったですね~。
もう、朝、起きた時から、グダグダでした。

この日、前々から見たかった「うまれる」というドキュメンタリー映画を、友人たちと永山まで見に行きました。
長期入院したころに、全国で自主上映が始まり、病院の中で携帯で情報があがってくるのを見る度に、「絶対、見たい!」って思っていて。
動けるようになったら、絶対に見に行こうって思った映画の一つ。
念願が叶いました。

予想以上でした。
ほぼ、はじめっから泣かされました。
ドキュメンタリーの中では、一番って言ってもおかしくないぐらいクオリティーも高い。

絶対に見て欲しい映画なので、詳しいことは書かないけど。
いつも上映会をやっている『1/4の奇跡』とかにも繋がる想い。

私は、どこか、自分が産まれた役割を感じていて、今、そこに確実に導かれているって思っているのだけど、その想いは確かなものだったと、映画をみて感じました。

そしてね。
前にも書いたり、講演で話したりもしたことあるけど。
私が産まれる前。
実は、母は流産していて。
その命も、自分の中に入っているんじゃないかって、そう思っている部分があり。
一昨年からの1年半、入退院していた時も、その命が守ってくれているような気もしていたんです。
多分、この感覚は、間違いじゃないって、確信できました。

どんな形であっても、どんな姿であっても。
全ての命がどれだけ大切なもので、愛おしものかを、切々と語りかけてくる内容でした。

こうでなきゃいけないとか、こうであるべき、なんていうものは、無いんですね。
産む、産まないなんていうの、関係ない。

全ての命は役割を持って産まれ、そのいのちを紡ぎ、何かを残していく。
色々と考えがちだけど、実はとても単純な所で、世界は成り立っているんだってそう思う。

見て終わった後、全身、電気が走りまくっている感じで、とても、癒されるような想いもしました。
是非、是非、みんな見て欲しいってそう思う。
これは、もう、必見です。

映画『うまれる』公式ページ
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相変わらず電車などには乗れず遠出も出来ずで、八王子周辺のみを生息地としています(笑)

前の日記の「人工肛門」についてのコメントや「イイネ」本当にありがとう。
少しでもわかって欲しいことだし、気づいてほしいことですので、この病気だけでなく、他の病気に対しても、みんなで考えて行くことをしていきたいってそう感じています。
共に生きる為、少しでもお手伝い出来れば良いし、自分として、やれることはしていきたいと感じています。

さて、自分自身大変な身でもあるけど、そんな中でも楽しんでいます。
最近、7/17の上映会準備をキッカケに地元繋がりの友人との絆を深めたり、八王子まで来てくれる友人とお茶したりと、そういう楽しみも増えてきました。

土曜日は、今度、結婚して北海道に行ってしまう友人と八王子駅で食事をしていました。
お見舞いにも来てくれたりしていたので、そのお礼も兼ねようと思っていたけど、逆に退院祝いの花束を頂いたりして。
結局、祝ってもらいました(笑)

久しぶりに色々と話したりして、ゆったりした時間を過ごしていました。
もう食べたくて仕方なかったお好み焼きを食べたりして。
入院中、毎朝やっていたNHKドラマ『てっぱん』の影響でして(笑)
久しぶりに食べたお好み焼きがめっちゃ美味しくて、もう嬉しかった。
二度と食べられないかも知れないって思っていた時もあったから。
当たり前のように、食べられるってなんて素敵なんだろうって思う。
ありがたいし、食べるということを大切にかみ締めたいって感じる瞬間でした。

遠くまで遊びに来てくれた友人。
もう10年近く前にやった上映会で知り合った仲間で、もう長いつきあい。
結婚を決めて、北海道に今月半ばに渡ってしまうけど、幸せになって欲しいなってそう思っています。
本当にありがとう。


そして、今日は、日野市民会館へ。
7/17の『SWITCH』上映会の準備活動の一環で、広報もかねてお呼ばれしました。

『もしドラ』誕生秘話そして~ドラッカーとAKB~岩崎夏海氏の日野市凱旋講演

あの「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(長っ!笑)」の作者岩崎夏海さんって日野で暮らしていた時期があったんですね。
本の舞台となった場所も日野市内。
日野市でロケ誘致の活動をしている日野映像支援隊十周年記念イベントでした。

入院中、携帯で読んでまして(笑)
ドラッカーの本や勿論『マネジメント』も読んでます。

このあたりの話とかAKB48のマネージメントをしている時の話とか期待していたけど、、、、(笑)
小さい頃入っていた少年野球の話が半分で、その後は思い出話とかでして。
いくつかは『もしドラ』を読んでないとわからない話も出ていたけど、「主催者としてこれで良かったのかしら・・・」っていう感じで終わりました・・・・・・・汗
紹介して頂いたので、あまり、強くは言えないのですが・・・・

ということで、イベントの主催者としてドラッカーの『マネジメント』の本にも書いてある"「何を売りたいのか」ではなく「顧客は何を求めているのだろうか」。その為に何が出来るか"をマーケティングして提供するってホント大事だなって思いました(笑)

この本って、企業だけでなく、NGOやNPO、ボランティアやイベント主催側としても使えますよ。
スタッフの動かし方とか運営の仕方とか、色々と参考になります。
非営利団体の考え方の生みの親でもあるし。

その後は、7/17の『SWITCH』上映会のミーティング。
いや、、、良い感じになってきています。
70名ちょっとと小さなイベントですが、イベントに来てくれたお客様が満足がいく仕上がりになってきそうです。
映画にちなんだスペシャルなゲストも来てくれることにもなったし。
皆さん、来て下さいね。
なんか久しぶりのイベント主催。
ますます楽しくなってきました~♪


【告知】2011/7/17 『SWITCH~遺伝子が目覚める瞬間~』上映会 in 日野


日野市民会館、懐かしかったな。
高校の時に、高校の恒例行事の合唱コンクールで行ったっきり。
お仲間に、高校の先輩がいるので、「ここで練習とかしてたよね~」とか、市民会館前の公園とかで、はしゃいでました(笑)
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はい、またしてもご案内です。
しかも、今回は【応援告知】ではなく【告知】です。

先日、友人から「今度、日野で『SWITCH』という映画の上映会をやるよ~」とお伺いし「おっ、めっちゃ地元じゃん!」と思い、飛びつきました。
しかも、会場となる場所を聴いてビックリ・・・。
私が15歳まで十数年間住んでいた場所でした(笑)

『1/4の奇跡~本当のことだから~』にも出てくるDNA解明の世界的権威で分子生物学者の村上和雄博士。
彼は人間の遺伝子には百科事典3200冊の情報が入っているのに、私たちは生涯数パーセントの遺伝子しか使っていない。
その普段は眠っている遺伝子が目覚めた時、人は今までに無い無限の可能性を導き出すことができると説いています。
どうしたらその目覚め、SWITCHをオンに出来るのだろうか?
この映画を通して、その可能性を一緒に感じてみたいと思っています。

未曾有の大災害に見舞われた日本だからこそ、この映画は必要な事を問いかけてくれるかもしれません。
今、変わらないといけないとそう思いますし、人は変われると思っています。

皆様、是非、来て下さい。
当日は、私もいます。
どうぞ、よろしくお願い致します。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

生命科学者 村上和雄ドキュメント
『SWITCH~遺伝子が目覚める瞬間~』上映会
 (監督:鈴木七沖 配給:サンマーク出版)
     作品紹介→http://www.sunmark.co.jp/switch/
○日にち:7月17日(日)
○時間 :開場13時45分 開演14時15分~ 
              16時30分終演予定
○料金 :1500円(1ドリンク付き) 
○場所  日野市多摩平交流センター
    (JR豊田駅より徒歩10分 定員72名)
     日野市多摩平2丁目9番地(多摩平の森ふれあい館内)
     → http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/18,1583,213,html
○主催:『いのち☆つながる広場 日野』
○お問い合わせ http://form1.fc2.com/form/?id=580143
 (お問い合わせ内容欄に「SWITCHについて」とお書きください。)
○ブログ http://ameblo.jp/team-kawasemi/


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今は「多摩平の森」という真新しい団地になってしまいましたが、当時は「多摩平団地」と言っていました。
当時としては、斬新な創りの緑に囲まれた自然が豊かな団地でした。
今回の会場は、2丁目の緑に囲まれた古めかしい図書館があった場所ですね~。
(私は4丁目に住んでました)
毎週、通ってました図書館。
目と鼻の先には、通っていた幼稚園もあるし、その横には中学校もあるし。
図書館近くには駄菓子屋さんもあったなぁ。。。めっちゃ思い出す。
(昔もそうだけど、今でも有名な団地の一つで、各地で古くなり建て替えが行われている団地のあり方のグットプラクティスになっています。)

数年前から取り壊しが始まり、当時の面影は無くなり、新しい団地が出来てしまったけど、今でも鮮明に思い出すし、夢にも出てくる。
自分の原点がそこに在るような気がしています。

私の幼少期の十数年間。
楽しい事も辛い事も色々とあった十数年だったけど、今の自分を創り出す何かがそこにあったとそう思っています。
きっと、その十数年間が無かったら入り得なかった遺伝子のSWITCHも沢山あったとそう思っています。
今の様に生きていなかったかもしれません。
違った自分がいたかもしれません。

そんな場所で、今話題の映画『SWITCH』の上映会。
なんだか、引き寄せられている様な気がしています。

あの場所で、自分は、どんな事を思って生きてきたのだろうと振り返りながら、自分にとっての『SWITCH』は何だろうかをこの映画を見ながら考えてみたいとそう思っています。
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プライベートで用事があったのだけど、別にやる必要のないことに気づき、予定が飛ぶ。
それなら、家で休養でもしようかと思っていたけど、体調が悪いせいもあってか、色々と悶々と考えこんでいる自分がいたり。
千葉の「みんなのいのちの授業」にスタッフで参加することも考えたけど、今は、その気力も無く。
急遽、文京区であった『宇宙の約束』の上映会と岩崎靖子監督の講演会があったので、参加してきました。

私、『宇宙の約束』をお客としてじっくりみた記憶が無く。
試写会か、もしくはスタッフとして見ただけで、お客側としては初めてでした。
最初からぐじゅぐじゅ。。。。泣きっぱなしでした。。。。
タオル持って行ってよかったよ(笑)
体力が弱っているせいもあるかもしれないけど、新たな面を見ることが出来た感じがして、色々と感じることが出来ました。

最近、不安とか恐れとか苛つきとか焦りとか、色々とふってくることがあり、少しストレスだったりもしました。
体調がおかしくなったのは、そのせいかもしれません。
仕事もそうだし、プライベートもそうだし。
忙しいこともそうだし、、、手放せばラクになるのに、余計なことまで抱え込んでいたり。

でも、映画を見ているうちに、それらの抱えていたことが溶けていく感じがして、、、、
Twitterで帰りの電車の中で色々と浮かんだことをはき出したけど、今、自分の中にある負の感情もまた、それで良いのかってそう思ってみたり、色々とあるけど、それもまた、明日へと繋がる道なんだと、感じてみたり。
たまにはため息をついてみて、たまには愚痴もいってみて、たまには弱音も吐いてみて。
それで少しでも手放せるなら、それもまた、有りなのかなと思って見たり。
ふっと思うと、自分自身にいろいろと注文をつけてたなと、、、少し、気が楽になっていきました。

映画が終わったあと、かほみさんのミニライブがあり、ラクになった心に風がそよぎだし、これまた、心地よく。

その後の岩崎監督の講演も、わかりやすく、そして、面白く。
気づきもいっぱいあって、普段では感じない岩崎さんのもう一面をみることができてよかった。
こんな想いの積み重ねで出来上がった映画だったんだと、改めて思うことが多かったです。
最後に流された宮ぷーの映像も、その姿に泣けて、体調悪さで少し凹んでいた自分にスイッチが入った感じがして涙でした。

途中、舞台でお話しさせてもらいました。
始まる前に岩崎さんに「ちょっと紹介してもいいかな?」って言われていて、東京で上映会をやっている人たちということで名前ぐらいだろうって思ったら、講演中の岩崎さんが「舞台でお話ししてくれませんか?」と、、、焦った(岩崎さん、怖いわ、、、笑)
頭、真っ白の中、自分でも何をしゃべったのかよく覚えていないんですが(笑)
いろいろな方に声をかけてくれたので、自分の役割として、なんか、言ったのでしょう(笑)
この為に、今日、文京区に行ったのかと、あとになって思って見たりもしています。

最初、すぐに帰ろうかとおもっていたけど、スタッフのみなさんとお茶に混ぜて頂いたりもして、楽しかったです。
人といるのはやっぱりいいなってそう思う。
凹んでいるからこそ、人のあたたかみを余計に感じるのかもしれません。
人の存在が当たり前のようで、当たり前でなかったり。
奇跡のようで、必然だったり。
人の中に生きていることが幸せだとそう感じます。

なんか、取り留めのない文章になってしまった(笑)

ということで、体調次第で、明日は上尾の「みんなのいのちの授業」に行ってきます。
こちらもお客さんとしてじっくりと感じてきたいってそう思います。
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5日。
しま平くんの思いつき企画で、「Canta! Timor」の試写会を開きました。
友人が開いたオープンハウスにて。

いや、、、、かなり重たい内容で、、、(笑)
でも、その重たさの中に希望があふれ、見た後の途方もない絶望感に浸ることもなく、前を向いて歩んで行こうと思わせてくれる映画でした。

実は、アミウィングスで東ティモールへの自立支援を企画したことがあったけど、内戦の激化で頓挫していました。
その時、色々と勉強したけど、東ティモールの歴史は、文字で読んだりするそれ以上の現状がそこにあることを知った。
かなり、ヘビーな内容、、、
でも、そこに生きる人々の心の温かさ、おおらかさに感動し、醜い部分ではなく人の本来有るべき姿は光の部分で出来ているんだって思わせてくれた。

人って愚かな生きものだったりもするけど。
その暗闇的なことではなく、本来の光の部分を見失わず生きていきたい。
本当にそう思わせてくれた。

こういうドキュメンタリー映画って、膨大な情報量とネガティブな一面をいやというほど、押しつけがましく見せつけられて、見た後、途方もない絶望感に襲われる時があ るけど、この映画は全くなかった。
テーマも内容もかなりヘビーだけど、人という存在の限りない希望を見る事もできたし、かなり、満足でした。

みんなの見てもらいたい。いや、本当にそう思う。
ここ数年の戦争もののドキュメンタリー映画の中で1位2位に入りそうな感覚。

今回は、試写を目的としたクローズな上映会だったけど、今度は大きくやりたいってそう感じています。

やっぱり、許しと愛で生きていこう。。。
人間は、本来愛に満たされている。
忘れてしまうことが多くあるけれど、いつでも、その本来の姿に戻ることが出来るんだ。
本当にそう思えた映画に出会って、ほんと、よかった。
ありがとう。。。
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ブログのタイトルは、10年ぐらい前、私が今のようなボランティアを始めた駆け出しの頃に、想い描いていた言葉です。
その頃、府中にて地球環境をメインにした講演会が開かれることになり、そのスタッフをやっていました。
ボランティアスタッフデビューでした。

その最終ミーティングの時、泣きながらこの言葉を吐いた記憶があります。
地球環境の講演会だったので、他のスタッフは「何を言ってるんだ??」とキョトンとしていたけど、リーダーの方は、よくわかってくれていました。

この前日の夜中にあった一本の電話。
その頃付き合っていた彼女からの電話でした。

小さい頃にあった辛い体験から心の病を煩っていた彼女。
「辛い、死にたい、助けて」と電話口で訴え、悲鳴をあげていました。

彼女を見ているといつも思うことがありました。

「本当に病気を治すことが、幸せなんだろうか」

病気そのものの辛さよりも、"普通"に働けたり、"普通"に暮らしたりできない事へのギャップに苦しんでいるように見えていました。
その辛さに、何も手助けが出来ないでいた自分。
いつも、そっと寄り添ってあげるしか手立てがありませんでした。


私自身、この身体で産まれ、小さいころはリハビリの毎日でした。
内容を簡単に言ってしまえば、"健常者と同じことをするためのリハビリ"です。
少し安易な言い方かもしれないけど、正直、そんな感じでした。

「何故、"健常者"と同じことをしなければならないのだろう」

身体が軋んで痛みをあげながら毎日続く辛いリハビリの中で、そんなことをいつも思っていました。


当時の彼女を見ていると、やはり、同じ疑問を感じていたのです。

「何故、"健常者"と同じことをしなければならないのだろう」・・・と。

そんな自問自答をずっとしていて、、、このスタッフミーティングの時に、フッと頭の中に浮かんだのです。

「『病気』を治すことが幸せではなく、『病気』があっても幸せに生きられる世界にしたい」

と、いう想いが、、、、、

もちろん、リハビリを否定しているのでもありません。
治療そのものを否定しているつもりもありません。
世の中には、苦痛を和らげる医療もありますから。

ただ、そのリハビリや治療というものは、個々の幸せのためにあり、個々の生き方を尊重するものであり、個々が「こうありたい」「こうしたい」とい う願いを受け止め、サポートするためのものであると、私は思ったのです。
誰かと比べて、誰かと同じにするためのものではないと、そう思ったのです。


この想いは、この後にボランティアを続けてきた原動力の一つとなり、10年後、私の中でいつも生き続けてる「誰もが共に生きられる世の中にした い」という言葉に変わりました。
病気がどうのではなく、大きな視野に変化し、「誰もが、あるがままの個々を大切にした生き方ができますように」という願いに変わったのです。


2/27、時間の合間を縫って市川であった『降りてゆく生き方』の上映会にいってきました。
映画そのものは2度目でしたが、やっぱり、心震えました。

その後、この映画に込められた根っこの一つになった『ぺてるの家』を支えてこられた川村敏明先生のお話を聞くことが出来ました。
そこで聞いたお話が、まさしく「『病気』を治すことが幸せではなく、『病気』があっても幸せに生きられる世界にしたい」と願っていた昔の自分の想 いそのものでした。
そして、このお話を聞いたとき、原点を思い出した気持ちがしました。


障がいを持った自分は、ある意味、『降りてゆく生き方』を実践しているのだとそう思っています。
健常者とは違ったラインに乗った自分は、産まれながらにして、健常者という生き方を降りてしまったのだと、そう思うのです。

降りてしまった自分は、いつも下界から世の中を眺めていました。
だからこそ、見えてきたことが沢山ありました。
上からだと、世間の流れに追われて、決して見る事の出来ない世界を見てきました。
「降りてしまった生き方」をしてきたからこそ、人の中にある喜怒哀楽、光や愛や幸せというポジティブな感情だけではなく、闇や憎悪や苦しみという ネガティブな感情も見え、それに直に触れる機会も多くあったように思います。

だから、障がいを持って産まれて、、、産まれながらにして『降りてゆく生き方』が出来て、私は良かったと、心底、思っています。

2010/3/22 映画「降りてゆく生き方」上映 in 八王子

☆「降りてゆく生き方」プレ上映セミナー in 八王子 スケジュール☆

是非、見に来て下さい。
そして、今の時代、本当に必要としている下界を、みんなと眺めてみたいと、そう思っています。

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※「共に生きられる世界」を作るために、色々とやっています。
 是非とも、ご来場くださいね。
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 -------------<お知ら せ>---------------
2010/3/7  『みんなの日』日野原希美Live ~ランドの近くで大感謝祭~
専 用ブログ:https://be-smile-presents.team-soranoyakusoku.jp/event/100307/

2010/3/6「できない魔法」から「できる魔法」へ ~夢の持ち方、夢の叶え方~

2010/3/7  映画『降りてゆく生き方』上映 in 大宮

映画 「降りてゆく生き方」上映 in 八王子 プレ上映会開催日決定

2010/3/22  【ご案内】2010/3/22 映画「降りてゆく生き方」上映 in 八王子

2010/3/28  ~☆雪絵ちゃんの願い実現キャラバン in 関東☆~ 
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2010/3/22  【ご案内】2010/3/22 映画「降りてゆく生き方」上映 in 八王子

今月、22日と迫りました『降りてゆく生き方』上映会in八王子。
上映会に向けてのプレ上映会、3月もやります!
高尾の素敵なお店でのプレもありますよ!
是非とも、ご来場ください。
一緒に、『降りてゆく生き方』上映会in八王子に向けての熱い想いを語り合いましょう!

☆「降りてゆく生き方」プレ上映セミナー in 八王子 スケジュール☆
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★プレ上映セミナー@高尾 Botanic Green

◎日時
3/8(月) 19:30~21:00(開場19:15/開演19:30)

◎場所 
東京都八王子市東浅川町1059(JR高尾駅から徒歩8分くらい、川沿いにあります)
http://botanicgreen.com/
(場所が分かりにくいので迷ったらお電話下さい→090-9374-6594)

◎会費(会場費・飲み物チャイ付き) 500円

◎限定 15名

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★プレ上映セミナー@クリエイトホール(八王子駅近く)

◎日時
3/11(木) 19:00~21:00(開場19:00/開演19:15)

◎場所 
生涯学習センター クリエイトホール 第1学習室
八王子市東町5番6号 TEL:042-648-2231
(HP地図→http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kyoiku/gakushu/shogaigakusyu/11506/index.html

◎会費(会場費) 200円

◎限定 10名

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★プレ上映セミナー@南大沢(八王子市)

◎日時
3/12(金) 19:00~21:00(開場19:00/開演19:15)

◎場所
生涯学習センター 南大沢分館 第3学習室
八王子市南大沢2-27 南大沢総合センター2階  TEL:042-679-2208 
(HP→http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kyoiku/gakushu/shogaigakusyu/11508/index.html

◎会費(会場費) 200円

◎限定 15名

★「降りてゆく生き方」プレ上映セミナーお申し込み
必要事項をご記載頂き【hachi322@gmail.com】までお申し込みください。
【必要事項】①氏名②参加ご希望日時③住所④ご連絡先⑤参加人数
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3/22に、八王子でも上映会をやる『降りてゆく生き方』。

【ご案内】2010/3/22 映画「降りてゆく生き方」上映 in 八王子

その2週間前の3/7に、埼玉県大宮でも上映会が行われます!

この日は、、、、、私は、、、新浦安で『みんなの日』ライブです!(笑)
お客様の申し込み、、、まだ10名なんで、人のことに、かまっていられないんですが・・・。

でも、大好きな人たちが関わっているイベントなんで応援しちゃいます!(笑)
みなさん、よろしくお願いします!

・・・・・・・・本音、、、、大宮の方に行きたいかも、、、(劇汗)

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[主催者あいより]

普段私はいろいろな方の相談を受ける福祉の仕事をしています。仕事柄虐待、貧困、心の病、孤独、家族の崩壊...今の悲しい現実を目の当たりにしていて自分の仕事や福祉の制度に限界を日々感じています。
ホームレスの支援をしているある団体の方が、貧困の種類は3つあって経済的な貧困、物質的な貧困、こころの貧困があると教えてくれました。
政策やお金のことなど難しいことはわからないけど、でも何かしないと何も変わらない。
私にできることはなんだろう?いつもそんなことを考えてましたが、人とまちを元気にしたい!こころの貧困ならなくせるはず。そう思いました。

今、必要なのは制度よりも人と人が支え合う"つながり"なのでは?温かな"つながり"があれば救われる方もきっとたくさんいるはず。そんなときこの映画に出会いました。
この映画が大事にしているのはまさに人と人との"つながり"です。
この映画を通してこれからの自分の生き方、そして人との"つながり"について一緒に考えてみませんか?
この映画の上映会が温かな"つながり"のきっかけになればと願ってます。

[主催者旦那マサより]
僕はこの映画を見たとき、涙が止まりませんでした。
何か忘れていた懐かしく大事なものを思い出させてくれたそんな感じでした。

僕は大学を出て会社に勤め、会社の人と競争し、仕事ばかりして、激務の末パニック症(自律神経失調症)になりました。
それがきっかけで人生を変えたい思いで世界一周一人旅に出て帰国後、今の自分があるのは人との出逢いと、その人からいただいたきっかけということに気づき、現在は筆と墨と紙を使い、人に言葉を贈る路上詩人を仕事としてやっています。

しかし、やりながら僕は違和感を感じています。他人の自分に言葉を求めてくるたくさんの人。
知らない自分に話しかけ、不安や悩みを話してくる人。
携帯電話やインターネットのメールを誰もが使えるこの時代に孤立している人が多いと路上の人との出逢いで感じています。
この映画はすべての人が持っている大事なもの、大事な心を気づかせてくれ、たくさんの人に「きっかけ」を作ってくれる映画だと思っています。

3月7日はたくさんの人が集まり、一緒に映画をみて、大事なもの、幸せについて考えるきっかけの場となってもらえたらと思います。
映画を見て帰った日常に、新しい幸せがほっこり生まれる。そう信じています。

[スタッフ一同]
この上映会を通して出逢いとつながりを楽しんでいます!
合言葉は「307(3/7)を再会の場に!2000人とつながろう」

映画上映までにプレ上映会を各地で行い、交流を楽しんでいます。
そしてそこでつながった人達が3月7日に再会を果たし、より深いつながりができる。
スタッフ一同お待ちしています!

よかったら一緒にプレ上映と映画を伝える活動でつながりを一緒に楽しみませんか?
よかったらスタッフブログをご覧下さい!

http://ameblo.jp/307oomiya

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【「降りてゆく生き方」in 大宮】

■日時:3月7日(日)
【第一部】14:00(開演)/13:30(開場)
【第二部】18:00(開演)/17:30(開場)

■会場:さいたま市民会館おおみや 大ホール
(埼玉県さいたま市大宮区下町 3-47-8/Tel.048-641-6131)
http://www.e-map.ne.jp/pc/index.htm?cid=Saitama&kid=643

■ アクセス方法:
JR → 大宮駅東口下車徒歩15分 ・ さいたま新都心駅東口下車徒歩17分

■参加費:
前売(1,500円)、当日(2,000円)

※全席自由席
※お体のご不自由な方も大丈夫です(お問合せ先へ、事前にお伝えください)
※ こども料金の割引制度はございません。ご了承ください。

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■ お申込み方法:
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1)以下の必要事項を記載し「お申込みメールアドレス」宛にお申し込みください。
必要事項:
・お名前(代表者フルネ-ム)
・郵便番号/住所
・携帯電話番号
・申込人数
・希望時間帯(第一部、第二部 いずれか)

2)お申し込み後、指定口座へ代金総額をご入金してください
※ 払込手数料はお客様負担となります。
※お申し込みされる方(代表)の氏名と、振込される方の氏名(振込名義)は同じでお願いします。
※振込の際の名義が申込代表者と異なる場合は、ご一報ください。

3)入金確認後、入場券を記載された住所宛に郵送いたします。

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■ お申込みメールアドレス:

saitama307@nippon-p.org
※携帯メールからのお申し込みも可能です。
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★ 振込先口座:

■銀行:三菱東京UFJ銀行
支店:田町支店
口座番号:普通 0088583
口座名義:シャ)オリテユクイキカタ

■ゆうちょ銀行
記号:10100
番号:46420421
口座名義:一般社団法人 降りてゆく生き方
フリガナ シャ)オリテユクイキカタ

他の金融機関からの振込みの場合
店名:〇一八(ゼロイチハチ)
店番:018
預金種目:普通預金
口座番号:4642042
(※ 銀行の口座番号は、7桁のため、最後の1が省略されます。)
-------------------------------------------

■ お問い合わせ:
メール→saitama307@nippon-p.org
TEL→080-5339-9900
早朝、深夜の電話によるご連絡はご遠慮ください。

※映画「降りてゆく生き方」に関するメールマガジンなど
(社)降りてゆく生き方から電子メールによる告知・連絡等を
今後貴殿宛に配信いたします。
-------------------------------------------

● 降りてゆく生き方公式ホームページ
http://www.nippon-p.org/

● 降りてゆく生き方コンセプト
http://www.nippon-p.org/concept.html

● 映像:NHK特集

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空元気まっしぐらのにぽぽです(笑)

10日の夜、3/22に八王子で行う『降りてゆく生き方』上映会のスタッフとお逢いしました。

【ご案内】2010/3/22 映画「降りてゆく生き方」上映 in 八王子
https://be-smile-presents.team-soranoyakusoku.jp/to_sky_of_hope/2010/01/2010322-in.html

3/22。
八王子にある真新しい、いちょうホールの大ホール。
1000人規模のホールで3回上映を行います!
この人数のお客様を支えるには、当日スタッフを入れても、100人を超えるスタッフがいないと出来ません!

しかーし、、、、ただいま、スタッフの人数、私を含めて今日、お逢いした女性(ちぇんまいさん)の2名でございます(笑)

えっっっと。。。。お客様もそうですが、その前に、スタッフを大々的に募集中(笑)

まずは、スタッフになってくださーい!!
今回のイベントにかける想いを伝えるためには、実際にお逢いしたり、実際に映画つくりに参加した方々をお呼びしたり、プロモーションビデオの上映したりするための会を企画しました!

是非、来て下さい!
どうぞ、よろしくお願いします!

--------------------

☆「降りてゆく生き方」プレ上映セミナースケジュール☆

3/22(日)映画「降りてゆく生き方」八王子上映に向け、プレ上映セミナーを開催いたします。
プレ上映セミナーとは?
→みなさんご存知のとおり、「降りてゆく生き方」は企画、制作、撮影、編集、上映に至るまでのプロセスが、普通の映画とは違っています。
シナリオ開発ドキュメントやメイキング、未公開の予告編映像を交えながらのトーク、そして参加者の皆さんとの「対話」(交流)の場が「降りてゆく生き方」のプレ上映です。

※本編の上映はございません。

①(終了)2/10(水) 19:00~21:00@南大沢
【場所】生涯学習センター 南大沢分館 第1学習室
八王子市南大沢2-27 南大沢総合センター2階  TEL:042-679-2208 
(HP&地図→http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kyoiku/gakushu/shogaigakusyu/11508/index.html

②2/18(木) 19:00~21:00@南大沢
【場所】生涯学習センター 南大沢分館 第2学習室
八王子市南大沢2-27 南大沢総合センター2階  TEL:042-679-2208 
(HP&地図→http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kyoiku/gakushu/shogaigakusyu/11508/index.html

③2/20(土) 13:30~15:30@八王子
【場所】生涯学習センター クリエイトホール 第1学習室
八王子市東町5番6号 TEL:042-648-2231
(HP&地図→http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kyoiku/gakushu/shogaigakusyu/11506/index.html

④2/24(水) 19:00~21:00@南大沢
【場所】生涯学習センター 南大沢分館 第1学習室
八王子市南大沢2-27 南大沢総合センター2階  TEL:042-679-2208 
(HP&地図→http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kyoiku/gakushu/shogaigakusyu/11508/index.html

★「降りてゆく生き方」プレ上映セミナーお申し込み
必要事項をご記載頂き【hachi322@gmail.com】までお申し込みください。
【必要事項】①氏名②参加ご希望日時③住所④ご連絡先⑤参加人数

☆下記「降りてゆく生き方」HPよりその他のセミナースケジュールを確認頂けます。
http://www.nippon-p.org/index.html

☆その他、八王子近辺でのプレ上映日程を随時BLOGにて更新しております↓是非ご覧下さい!
http://oriteyukuikikata.blog107.fc2.com/


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