入院の最近のブログ記事

3月10日は、東京大空襲のあった日。
そして、3月11日は、東日本大震災の日。

この土日は、命について深く考えられる大切な日になりますね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

5日~8日まで、入院していました。
一昨年に入れたボルトを抜くために。
6日に手術を受けました。
この2年間で、何回目の入院と手術なんだろう。。
我ながら、すごい2年間だわ。。。

特に、痛いとかいう事はなかったので、本当は、今年の後半ぐらいにって思っていたのだけど、整形外科の先生が春から北海道の系列の病院に転勤になってしまうので、自分の事を良く知っている先生にやってもらった方が良いということで、前倒しになりました。

一昨年の10月始め。
足にボルトを埋める事になったのは、手術中の事故。
手術中の体位変更の時に、無理に動かしたため、右足付け根、大腿頸部を粉砕しました。
骨形成不全症という元々あった病気もあったので、当時の診察では、骨折部は二度と接合しないだろうと言われてしまいました。
最悪、右足が壊死、切断の可能性も有りと。
どうなるかわからないけど、やるだけやってみようと試みた接合手術。
その時に埋め込んだボルトが80mmと75mmの2本。

今回は、その手術後に入院した病棟に入りました。

いや・・・全然、覚えてない(笑)
担当になってくれる看護師さんがそろって「お久しぶりですね。覚えていますか?」って言われるんだけど、見事な程に空白状態でして。。。。汗

あの時は、何が起きたのかわからず、受け止められない現実と、事故を起こした担当医に対する恨みと、そのせいもあったのか、手術後直後から食欲がなくなり、腸閉塞のための激痛で。。。。まともな神経じゃなかったし。。。ねぇ。。。

ということで、はじめて入った病棟のようで新鮮でした(笑)

今回は、かなり元気な状態での入院だったので、暇で暇で。
こういう入院もあるんだなってそんな風に思ったり。

順調な状態で、6日の手術を迎えました。

部分麻酔でOKですよ、って言われていたけど、結局、全身麻酔になり、いつものように大変だったそうで、手術は15分で終わるような簡単なものだったのだけど、麻酔関係で2時間ぐらいかかってしまって、結局、2時間ちょっと手術室に入っていました。

全身麻酔は、寝てしまえるので、楽ではあるんだけど、導入時は何度味わっても気持ち悪いですね。
周りの人の声や存在がどんどん遠ざかっていく恐怖にも似た感覚。
覚醒時は、「すっきりした」さわやかな感じがして、良いんだけど。

ということで、何とか無事に終わって、6日の術後と7日の午前中はベット上安静。
7日の午後から歩きはじめ、夕方には病棟一週して、看護師さんをビックリさせました(笑)
前に入ったときは、寝たきり絶対安静再起不能状態だったから、看護師さんはその時の私しか知らないし。。。そのビックリする姿を見ると結構快感です(唯一の楽しみ)。

7日から始まった食事も美味しく頂けたし、手術後の痛みも薬を使わずでも過ごせるほどで特に問題なく、ちょっと微熱があったぐらいで感染症の問題もなく。
いや、、、点滴や心拍計、動脈血酸素飽和度の計測器は、元気な時は、ほんとジャマだわね。
動きづらいし、付けただけで、まるで重病人だし。
尿管ドレーン(尿を排出して袋に貯める管)は術後問題なしで、つけなくて済んだけど。
ということで8日の朝に検査して問題なし。
点滴など全て外れ、昼食後、退院となりました。
抜いたボルトはもらってきました。
思っていた以上にでかかったけど。
2年間、私の足を守ってくれたボルトですから、ある意味、大切なお守りです。

入院期間が短くて良かった。
もう、それが一番でした。

事故そのものが、1泊2日で退院出来る簡単な手術中に起きたので、また、何かあって何ヶ月も、、、なんて怖いなぁ、、、って思ってしまっていたり。。。そういう恐怖があったりし、日が近づくにつれて、胸のあたりがわさわさしていたけど。
でも、何でも無くて、ほんと、良かったです。

入院期間中に、沢山の「いいね」やコメント。
本当にありがとうございました。
入院中、そのコメントや「いいね」の数々がとても励みになりました。
退院の時のコメント。
ほんと、退院できて良かったなって反芻も出来たし、喜びも倍増でした。
皆さんのおかげです。
ありがとうございました。

これで、22日に無事に抜糸できれば、事故関係の治療は全て終了。
それまで感染症とかが怖いので、無理しないで安静でいきます。
ボルトが抜けた分、大穴が空いている状態なので、それが埋まるまで、怖いしね。
人工肛門と右足が曲がらないのは、大切に抱きしめて、一緒に生きていかないといけない話だし、
これらは、ゆっくりと付き合って、仲良くやっていきたいとそう思います。

やっと、次のステップに立てたような感じです。
生かされた命。
新たに与えられた自分への役割。
その全てをしっかり噛み締めながら、少しずつ、前に歩んで行きたいと思います。

ほんと、よかった!
ほんと、ありがとう!
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寒かったり、暖かだったり。
寒暖の差が激しい日が続きますね。
でも、三寒四温とは良く言ったもので、日増しに春が近づいてきているような気がします。

4月1日の地元での山元加津子さんの講演イベントに向けて、仲間たちと色々と準備しているけど、やっぱり、楽しいです(笑)

色んな事が起きるから大変だけど、でも、それもどれも醍醐味だったりするわけで。
この快感は、イベントを一から創り上げた人にしかわからない気持ちなんだろうなってそう思う。
来てくれるお客さんのためにイベントをするんだけど、でも、やっぱり、自分が楽しむためにイベントをつくっているんだろうな。
人から見たら、本末転倒に見えるかもしれないけど、でも、それで良いのだと思います。自分が楽しめないイベントは、誰が来ても楽しめないので。
だから、自分が一番、楽しんでいきたいと思いながら、準備していっています。
どんな日になるかな・・・ワクワクします!


と言いつつ・・。
今という現実に引き戻され、明日から、また、入院です(笑)

一昨年、別の手術中に骨折した右足の付け根に埋め込んだボルトを抜く手術です。
2本あるのだけど1本のみ。
最初は、抜く予定はなかったのだけど、予想に反して骨の成長が良好な状況で、逆に良好過ぎで、ジャマになってきたという感じなのです。
6日に手術。
8日か9日には退院してきます。

今回の手術は、今までに比べたら楽な方で、日帰りでも出来る内容なのですが、骨形成不全という元々持っている病気の事もあり、慎重に進めましょうということで、入院になりました。
もう少し先でも良いな、、、まだ、人工肛門の方も落ち着いてないし、、、って思っていたのだけど、整形外科の先生は北海道の系列病院に転勤になってしまうとのことで、前倒しされてしまいました。

小さかった頃は、骨折で年に2回入院したりもしたけどね。
入院とか慣れてきたとは思うのだけど、やっぱり、入院や手術は面倒です(笑)

正直なところ。

最後にしたい・・・最後に出来なかったとしても、しばらくは無しにしたい・・。
それに、二泊三日の入院のつもりが、五ヶ月間入院していた経験があるので、さすがに怖い気持ちもあります。

でも、今、この道を通らないとならないんですね。
私にとって、必然で用意された道なのだし。

思う通りにならない事ばかりで、嫌な思いを沢山しているのも事実だけど。
これもどれも意味があるんだと、そう信じて生きたいとそう思います。
過去のことに囚われても仕方ないことだし、今しかないんだし。
未来のことなんて、どうなるかわからないんだし。

そこに揺さぶられず、今を受け止めて生きる。

まだまだ、その境地にはほど遠い自分がいたりもする。
でも、この2年間の濃い日々を思ったら、そのことを受け止められる自分が少しずつ出来上がってきているのも確かだし。
どんな事があっても、前に進む自信が出来たのは、確かだし。

だから、良い日に向かうための道だと信じて、歩んでいきたい。

多分、今のこの私の状態も、ここに産まれた役割の一つなんだろうなって思う。
その役割を果たすために生き、生かされているんだと感じる。

だから、どんなことになっても笑って迎えようと、、、そう思います。

<お知らせ>
2012/4/1 東京都日野市 『1/4の奇跡』上映会+山元加津子さん講演会~いのちはみんなつながっている~
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12月18日。
無事に退院して、自宅に帰ってきました。
術後2~3週間程度は入院とは聞いていたので、ほぼ予定通りか少し早くに帰れました。
今は、ホッとして、なんだか気が抜けたようになっています。
入院疲れっていうのがあるらしいけど、それでしょうね。
本当にホッとしました。

去年10月につくった人工肛門(ストーマ)の調子が悪く、ストーマと一緒に腸が20センチ近くも脱出している状態になっていました。
痛みも日増しに酷くなり、動くのもやっと。
半年近く、手術を待たされましたが、やっと、やろうと主治医が言ってくれました。

本当なら11月29日に入院開始、12月1日に手術だったのだけど、病院から連絡がはいり、早まりました。

11月26日に前倒しで入院開始。
朝の10時に受け付け。

去年10月から2月まで入院していた病棟なので、私の状況をしっかり把握してくれている看護師さんがほとんど。
そういう点ではかなり気楽でした。

「大変でしたね・・・」
「今回こそ、うまくいきますよ」
「大丈夫。安心して下さい。頑張りましょう」
って言ってくれて、ホッとする。

「元気でした~??」ってクラークさん(看護師ではなく事務方の人)にいきなり言われた時には笑ったけど(笑)
周りの看護師さんと爆笑。
元気じゃないから再入院したんだしねぇ、、、汗

入院開始すぐから、いきなり手術に向けての準備が急ピッチに始まる。
点滴が開始したり、食事も重湯などの流動食になったり。
全てが駆け足で過ぎていきました。
手術前日は下剤2リッターは、さすがにきつかった・・・。

手術日当日。
13時開始でしたが、前にあった手術が長引き、待たされる。
手術の順番を待つ間は、周りに心臓の音が聞こえそうなぐらいドキドキで待っている時間が何とも言えない気持ちで精神的に落ち着かせるのも精一杯でした。

そして、自分の番になり点滴で鎮静剤が投与。
ストレッチャーに乗せられ手術室へ。
手術室に向かう天井の明かり取りを何度見たっけ。。。
その時、その時、違う思いで見ていたななどと、変に感傷的な気持ちになる。

何度も見た手術室に入り、手術台に移る。
手術室には、かすかなクラシック系の音楽が流れている。
麻酔科の先生とのやりとりの後、心電図などの機械がいろいろと付けられる。

もう4度目なので、麻酔科の先生とも顔見知り。
「今回もお願いしますね~」などと笑いながら言い合っていたりしたけど、緊張感はさらに強まっていく。

前回は、腸閉塞の為、ガスが逆流し、胃液をおう吐の恐れもあったので、麻酔をかける前に気管挿入。
1時間も苦しめられる。

今回は、絶食していた為、その恐れもなかったので、いきなり麻酔を投入してくれて、一気に意識がなくなっていく。。。。
後は、空白。

途中、「武市さ~ん。ちょっと起きてください!」って、一回だけ起こされる。
「どうだ?痛いか?」って主治医に聞かれ、「お腹がギリギリ痛いです」って応えたら、「そっか。じゃ、やっぱりもう一度麻酔をかけるから寝てていいよ」と言われ、また、意識が遠のく。

次に目が覚めた時は、既に朝でICUの中でした。

16時に始まった手術は、予定よりも2時間オーバーの5時間以上。
21時過ぎまでやっていたそうです。

1.ストーマと一緒に20cm近く飛び出した腸をお腹に戻す。
2.お腹に戻らなかった大腸と小腸の一部を切り落とす。
3.大腸と小腸を繋ぐ。
4.小腸の途中を左側に引っ張り上げ。
5.ストーマの左側のお腹に形成。
6.腹圧を抑える為に、腸を移動。
7.また飛び出さないように腸の一部を腹膜に縫い付ける。
8.縫合。

事前に、内容は聞いていたけど、改めて羅列すると、卒倒しそうな凄い内容。。。
主治医の腕の良さや最先端の医療技術が発展したお陰とは言っても、やっぱり、生きて目が覚めただけでも奇跡かもしれないと感じてしまいます。

ICUで目が覚めたのも4度目だけど、何度目であっても「生きてた・・」っていう安堵感に包まれる。
これは体験した人でないとわからない気持ちかもしれません。

6時ごろに看護師さんに起こされ目が覚めた瞬間からリハビリが始まる。
呼吸の仕方から始まり、身体を少しずつ動かし。

「痛み止めをガンガン打ってでも、動いてください」

今は、安静ではなく、こういう感じですぐに動かすんですね。
お昼頃には、車いすに乗っていました。

主治医からは「数日はICUだから」って言われていたけど、呼吸器、循環器の状況も良好で、車いすにも乗れたので、半日程度で一般病棟へ。
(一般病棟の看護師さんには、さすがに驚かれたけど、笑)

後は、毎日、毎時間が闘いでした。

前は、いつゴールが見えるか全くわからず、何もかも手探りで、その分、時間的には余裕があったのだけど、今回はゴールが見えている状態。
そのゴールに向けて毎日のスケジュールをこなし一気に走り続けて行く。

完全に焦りばかりで、余裕は全く無し。

これでいいのか?
この先、どうなるんだ?
大丈夫なのか?
こんなんでよくなるのか?

などと、精神的にかなり追い詰められて大変でした。
最初は4人部屋の病室だったけど、さすがに精神的に限界で、両親とも相談して途中から個室に移動させてもらいました。

それから幾分か気持ち的にも余裕が出て、良い形に歯車が回っていったという感じです。

飲まず食わずの数日。
痛み止めを打ちながら、シャワーなどの処置や歩行訓練。
痛み止め自体もきつくて、意識がおかしくなって、幻覚が見えるし。。

でも、なんだかんだと時は流れ。
術後3日後から飲料開始。
術後5日後から流動食開始。
少しずつ形があるものへの食事と変わっていく。

やっぱり、口から摂取すると気持ち的に変わっていきますね。
特に、歯ごたえがある食べ物になった途端、すぐに元気になった様な気がします。
点滴も外れ、食事量も増える。
歩行距離も、最初はナースステーションまで歩くのものやっとだったのに、病棟半周、一週、二週と日増しに増えて行く。
食事が一般食になった頃には、病棟を1日に10週ぐらい歩いていました。

入院生活の最後の1週間は、ストーマの装具選定と耐久力テストでした。
前は、上行結腸ストーマ(コロストミー)でしたが、今回の手術によって小腸ストーマ(イレオストミー)になり。
装具の種類もメンテナンスの方法も変わり、すぐに漏れ出したりして、なかなか適した装具が見つからず、大変でした。

ストーマ専門の看護師さんと色々と相談して、何とか装具を見つけることができて、退院日が決定。
入院から3週間で他院出来ました。

なんか怒濤の様に過ぎていった3週間。
病人なのに、忙しかった。

やっぱり、それなりに大変で、今もまだ「術後」の期間ではあるので、安静にしつつ。。。という感じではあるのだけど。
でも、手術をして良かったってそう思っています。

半年間、手術をやるのやらないのってイライラしながら待っていた状態で、一進一退どころか、日増しに悪化させていったので、先が見えず。

術後、以前のような症状もなく、このままで推移していけば、かなり、前に進められる。
正直、本当に怖かったけど、再手術をして良かったとそう今は思っています。

怖がって、地団駄を踏んでいるよりも、やっぱり、やってみないと何事もわからないですね。
何事もムダはないだろうし、何事も良い方向に進んでいるんだと信じて前に進んでいくことは、大切だなってそう思います。
今回の手術は、前例もほとんどなく、主治医も手探り状態であったのだろうけど。
同じ状況で、苦しんでいる人たちがいたとしたら、私と主治医の方々が挑んだ事が、少しでも他の人たちの希望になればいいなとそう思っています。

再手術を引き受けてくれた主治医や看護師にも感謝ですし、それを後押ししてくれた両親にも感謝ですし、励ましの言葉などで支えてくれた皆さんにも感謝ですし。

やっぱり、1人では生きていないんだなって改めてそう思います。
支えられて生かされた命。
大切にして、これからも生きていきたい。
焦らず、何年もかけるつもりで、ゆっくりと歩んでいきたい。
そう感じています。

命のことを改めて感じられた3週間。
この3週間を見守り応援してくださった皆様。
本当にありがとうございました。
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昨日、仕事中に自宅から電話。
病院から連絡があり、手術が29日に早まったとのこと。
入院日もそれに併せて明日(26日)になりました。

土日月とあるし、ゆっくり用意とか心の準備とかすればいいなって高を括っていたもんだから、大騒ぎ。
仕事も何も全てほったらかしの様な状態のまま、入院することになりました(笑)
今日は一日、大騒ぎで色々と取りそろえて、何とか準備は終わりました。

半年も入院していたはずなのに、なれないですね~。
なれても仕方ない話なんですが。。。
いざとなったとき、自分ってどんだけ小心者なんだろうって思ってしまいます。
ほぼパニックになってるしで、、、ほんと、笑うしかないですわ(笑)


ここの所、やたらと時間があるから、本ばかり読んでいる。
哲学系の本も読んだり、宇宙論や量子力学とか生物学とか妙に難しい本を読んでいたりもするけど、小説なども読んでいたりもするし。
手当たり次第の状態。

その中で、やっぱり、一番良かったのは、最近、出版された山元加津子さんの『手をつなげば、あたたかい。 宇宙がくれた「優しい力」』
入院、手術前に出会えて良かったです。

全ては宇宙(そら)から産まれ、全ては宇宙(そら)でつながっている。

日々、いろんな事がありすぎて、わけわからなくなるけれど。
でもそのことを知っているかいないかで、日々の見方、感じ方、考え方の全てが変わっていくし、どんな時でも人は強く生きることが出来ると思う。

入院や手術のように、極端に日常からかけ離れたことが起きたとき、新たな自分っていうのが見えたりする。
自分のわからない部分で、何を抱えているか、何にしがみついているか、何を手放したいか、何を手放した方がいいのか。
ポジティブなところだけでなく、ネガティブな部分も。
前の長期入院の事もそうだったけど、色んな事が見えていいのかもしれません。

そういう部分からみると、一見、悪いことのように感じてしまう入院や手術っていうのも、良いことになるのかなって思うのです。


今回は、どんな自分を見つけることが出来るのかな。
どんな自分になって退院できるのかな。

大手術だから、不安もいっぱいあるけれど。
それ以上に、退院後、自分が笑顔を想い描きながら、入院生活の日々を過ごして生きたい。

明日という時を、見たことの無い色彩で精一杯輝かせる為に、過去があり、今があり。
そうやって宇宙(そら)の全てが助け合い、共鳴しあい、手を取り合っているのだから。
今のこの時を信じて、前へ歩いて行こう。

そう思っています。
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久しぶりに日記に書きます。
誕生日に書いたきりだ・・・(笑)

昨日、台風並みの低気圧のせいか、一日、調子が悪く、ずっと寝込んでました。
痛み止めは効かないし、、、最近、効かない事が多いので、さすがに困ってきました。
痛み止めって胃が荒れるしね。
でも、今日は、かなり調子が良い。
お天気だし、やっぱり、気候に左右されているんだなって思う。
月の満ち欠けとか、人の身体って敏感に出来ている。
やっぱり自然と私たちって一体なんだなって思うし、生かされているんだなって改めて気づかされる。

やっと、再入院、再手術が決まりました。
今はその準備中と体調管理中。

7月から、手術するのしないのと駆け引きのような状態がはじまり、ずっと、イライラしてた。
正直、今の状態のまま、これから何十年なんて、生きていく自信ない。
だから、一か八かであったとしても、前に進みたいって思っていた。

内臓疾患の中では、かなりハイリスクな手術内容だし。
それに加え、私の場合、障がいからくる他の様々なリスクもある。
だから、なかなか、主治医もウンと言えない状態だったのはわかるんだけど。
主治医も色々と調べ回ってくれたり、他のお医者さんとも連絡を取り合ってくれて、何とか目処が立ち、やっと、「やりましょう」と言ってくれました。

結果、うまくいくかどうかわからないし、この先、どうなるかもわからないのは変わりないんだけど。
やっと、前に進めるという安堵感に近い感じがして、手術はこれからなのに、ホッとしている。
あとは、野となれ山となれ、どうにかなるだろうって、思っています。
後悔するなら、やることやって後悔したいのです。

それに向けての検査も一通り終了。
後は、風邪とかひかないようにして、体力温存していくだけ。

会社への報告も終わり。
まぁ、渋い顔はしていたけど。
当たり前だよね・・・。
でも、「頑張れよ」と言ってくれたし、「後は何とかするから、安心していってこい」と言ってくれたし。
どっちに転ぼうとも、こちらもお任せしようと思ってます。
そして、私は、しっかりと治して現場復帰していくことが恩返しだと思っています。
色々と面倒かけているけど、、、今、自分のやれることと言えば、それだけだし。

11月29日に入院。
12月1日、9時から手術。
一応、手術時間の予定は3時間だけど、前も5時間ぐらいやっていたので、今回もだと思います。

入院は年末までかな。
上手くいけば、クリスマス前には退院できそうだけど、焦らずにいきます。

いろんな人に助けられて生きています。
自分だけの力じゃないって、思い知らされる。
ありがたいなって思う。

今更だけど、人生、色々とありますね。
良いこともだし、悪いこともだし。
自分の思う通りにならないこと、うまくいかないことばかりで、、、、凹んだり、イライラしたり。
でも、それも人生だし、その積み重ねや繋がりが今に、そして、未来につながっていくんだなってそう思う。

当たり前のことなんだけどね。
でも、一生懸命過ぎるとと気づかないことでもある。

自分のことも、周りのことも、日々、あっという間に移りゆく中で、やることが多すぎて、混乱してしまう。
今、何をすべきか、何を思うのか、しっかりと見極めるのも大変。
一瞬先は闇なんていうけど、まさに、数秒後の事すら、マトモに思い描けない。。。

でも、今を生きるって、本当はもっと、シンプルなのかもしれないって思っています。

日々、ありとあらゆる事が多すぎて、過去も未来も、色んな想いを抱え込んでしまいがち。
抱え込んでしまうと、泥沼。
喜怒哀楽、色んなものが渦巻いて、収拾がつかなくなる。
不安、恐怖、怒り、悲しみ色んな負の想いもあふれ出る。

でも、その中で本当に必要なことっていくつあったのだろうかって思う。
1%もないのかもしれない。

忘れるっていうのではなく、捨てるっていうのとも違う。

全てをしっかり受け止めていく。
そして、これで良いんだって思い、手放す。
それだけで良い。
抱え込む必要なんてなにもない。

シンプルに、今、この時、この瞬間をどう生きるか。
過去でもなく、未来でもなく、今を感じること、今を想うこと。
結局、それしかないんだろうなって思うし、大切な事は、"それだけ"なんだろうなって思うのです。

正直、不安も沢山あるし、いつも笑顔ではいられないけど。
でも、今を感じて、宇宙を感じて、愛を感じて、シンプルに生きようって心がけています。
それが一番だし、ベストだと思うから。

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11日、無事に退院しました。
今、寝た切りだった頃が嘘のような日々を送っています。

10月4日~2月11日までの130日間の入院生活。
2泊3日が129泊130日になるなんて、夢にも思わなかったし、めっちゃ長かった...(笑)
その前の9月半ばにも8日間だけ入院しただけでも気が滅入りそうだったのに、今、思えば、すっげー楽だったかも...汗

でも何年も入院している人もいるわけだから、それに比べたらずっと幸せですよね。

自分の家に帰れる幸せ。
家族と居られる幸せ。
帰れる所がある幸せ。

こうやって家な帰れるなんて、最初の頃は考えも及びませんでした。

10月。
最初の手術の麻酔から覚めたら右足の激痛。
すぐにレントゲンを撮ったらポッキリと折れた大腿骨の付け根。
次の日、骨折した所にボルトを埋め込む。
それでも、壊死する可能性もあり、そうでなくても歩く事は愚か、起きて車イスに乗ることも難しいと言われ、絶対安静の元、寝かされ続けた。
憤りと不安と怒りなど様々な想いの中、見えるのは天井と窓に映る空しかない世界。

それなのに、どんどん悪化していく身体。
食べる事すらもできなくなり、日増しに身体に繋がる管が増えていき、挙げ句の果てには激痛で始まった腸閉塞。
大腸が死にかけ、緊急手術と共に増設された人工肛門(ストマ) 。

ストマ増設の麻酔から覚めた時に感じた喜びと同時に、何かに吹っ切れたかのように落ち着き始めた精神。
嵐のように吹き荒れていた心の中のモヤモヤや想いを、これで良かったんだと昇華し、全てを手放し、山の頂上から野へ降りていった時に見えた時の開放感。

そんな悟りのような境地に至ったのと同時に一気に開き始めた回復への道。

誕生日の日から始まった流動食を皮きりに次々に与えられるリハビリの宿題をこなしていき、日増しに身体を動かせる範囲も広がり、不可能とさえ言われた車イスに乗ることも歩くことも出来るようになっていく。

そして、無理だと思っていた自宅で過ごす年末年始が実現。
それと共に退院の目処が立ち、退院に向けてのリハビリが始まり、色々と相談、調整、検討してもらった結果、退院日決定。

2月11日、無事、退院することができました。
今では、車椅子移動も出来るし、以前使っていた杖を使って歩けてます。

130日間、今まで歩んできた道も含め、命のこと、生きること、病気のこと、障がいのこと、医療のこと、支えあうこと、繋がること、出会うこと...、Twitterやmixiやブログなどでも書いてきたけど、書いても書ききれないし、語っても語り尽くせない程の色んなこと。
それを実体験として感じることができ、それよりもなによりも、たくさんの人と繋がり、支えられて生きてきて、これからも生きていくんだなぁってそんな深い感謝の気持ちがいっぱい溢れてくる日々を送ってきたように感じます。

前にも書いたけど、本当に神様の贈り物だったと思う。
これからもこの贈り物を大切に生かして生きていきたいと感じます。

入院中、お見舞いに来てくれたり、メールやメッセージをくれた皆さん。
祈ってくれた皆さん。応援してくれた皆さん。心配してくれた皆さん。

お医者さんや看護師さん、ヘルパーさん、ソーシャルワーカーさんやクラークさんや事務の皆さんや介護ショップの方、その他、陰から支えてくれた病院関係者の皆さん。

何度もお見舞いにきてくれたり、連絡してくれたりした会社の皆さん。

そして、毎日、看病に来てくれ、私の愚痴とかも聞いてくれた両親。

本当にありがとうごさいました。

まだ、自宅療養の身で、周辺の散歩や通院以外では出られる状態ではなく、社会復帰までは、もう一踏ん張りも二踏ん張りもしないとならないです。
退院後、急に体調を崩して、あまり芳しくなく、鬱っぽくなってしまっていたり。
この先のことも難題山積みで不安も沢山あります。
道半ばという感じで、これからも沢山の人に支えられて生きていかないとならない身ですが、皆さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

こんな私ですが、長い目でお付き合いください。

自宅での生活が始まったけど、すぐに飽きると思うんで、自宅まで遊びに来てくださいませ~(笑)
八王子駅からバスが出ているので、よろしくで~す♪
マジ、大歓迎で~す☆(笑)

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上の写真は、退院の時に、病棟の看護師さんから頂いた寄せ書きです。
左側は看護師さんたちの写真。
右側はリハビリで病棟を歩いていたときの写真。
一番若い看護師さんが「一枚撮らせてください!」と撮ってくれました。
何時もの杖を使って歩き始めたばかりの頃なので、笑顔が思いっきり引きつってるけど(笑)
明日へ歩んでいくような後ろ姿でちょっとお気に入りです。

寄せ書きも「看護のあり方を考えさせられた」とか、「逆に元気をもらった」とか、「笑顔で接してくれた」とか、感謝の言葉が書いてあり、とても有り難く、とても嬉しく。
そして、一人ひとりの言葉がこれからの自分への応援となって、とても胸に染み入ります。

思い返すと走馬灯のように色々とあった130日の入院生活を乗り切れたのも、時には家族のように献身的に支えてくれた看護師さんがいたからこそ。
その恩返しのためにも、困難だとしても、これからも前向きに、一歩一歩、歩み生き続けていかないとって思ってます。

本当にありがとうごさいました。


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入院生活も4ヶ月目に入りました。
4日に病院に戻りました。
年末年始は家に帰れたので良かったけど、流石に長いっすね。(笑)

最近になって、主担当の看護師さんと話す機会があって、骨折前に何をやってきたかを話しました。いつになく熱く語ってしまった(笑)

会社に通っている傍ら、余暇は、啓発関係のボランティアをしていたこと。みんなと共に生きるために、そして、今、精神的に落ち込んでいる人たちに 向けて、生きて欲しいと願ってイベントを開催したり、自分でも講演をしたりしてきたこと。そのために、東京中を、関東中を飛び回っていたこと。満員電車も 平気で1キロ2キロなんて平気で歩いていたこと。色々と話ました。

思いっきり驚かれたし、最初は、信じてもらえなかったけど(笑)仕方ないよねぇ。「動かすな」って絶対安静で寝たきりしか見たことないし、杖でシャンシャン歩いているのを見たことがあるのは、主治医ぐらいだし。

骨折前と後でのこのギャップ。

前の日記を読んでくれればわかるけど、骨折した原因が原因なので看護師さんに「悔しかったり恨んだりしてませんか?」と心配されました。

私は「恨みや怒りのエネルギーがあるなら治すエネルギーに変えたい」って返事しました。焦りも含めてそういうエネルギーって病気を治すどころか病気を促進させるだけだから。

過去に起きたことをめげていても仕方ないからね。最初の頃はネガティブな想いが確かにあったけど、そんな想いは出し切ったら、とっとと受け止めて手放した方が自分にとっても気が楽だし、新たな生きるエネルギーに変換できると思うしね。

結局、「今」と言う時をどうやって捉えて、自分として「今」をどう生きていくか。周りに不平不満ばかりを言うことよりも、そのことの方が大切だと思うし、今までもそう生きてきたし、これからもそうやって生きていきたいと思う。

年末年始の一時帰宅の状態を今、色々と洗っていますが、基本的に良好で、だいぶ、ゴール地点が見え始めてきました。

退院も少し早まりそう。上手くいけば、今月末かなぁ。でも、焦りたくないし、一時帰宅で見えてきた問題点も色々とあるので、少しずつ歩んでいきたいと思います。

一時期は、起き上がるのも何時になるかわからなかったし、動けても車椅子がやっとだと言われていた頃が嘘のようです。

主治医や病院関係者には「よく頑張りましたね。あなたの頑張りの結果ですよ」って言われるけど、ここまで頑張れた原因はそんな自分を支えてくれる周りの環境のお陰だと感じています。

毎日来てくれ、私の憎まれ口も聴いてくれる(笑)家族もそうだし、主治医の皆さんやリハビリの先生やソーシャルワーカーの方や看護師の皆さんやそ の後ろで控えてくれる病院関係者の皆さん。そして、たくさんの励ましやメッセージを送ってくれたり、お見舞いに来てくれたり、温かい目で見守ってくれる友 人たち。なかなか仕事ができない身体なのに、毎週、お見舞いに来てくれたり、復帰するまで待っていてくれる勤め先の会社の皆さん。今の支えがなかったら、 頑張る意欲もなかったって感じます。

でも、実際にゴール地点が見え始めると、嬉しいのもあるけど、守られた環境から外に出ること怖さや今後の事への不安、それに入り混じって切なさや 寂しさもあって、複雑な感じがしますね。あまりに入院生活が長いとこうなってしまうんですかね。最初の頃は、病院にいるだけでも凹みそうだったのに。

でも、長くいる場所ではないし、支えてくれる方々の想いに応える為にも、恩返しするためにも、以前よりも元気な姿で退院して、社会復帰しないといけないって感じています。
しっかり生きないと。
しっかり歩まないと。

あと、少し。
頑張っていきま~す♪
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今宵は、クリスマスイブですね。
皆さんは、どのように過ごすのでしょうか?
テレビに映る街のきらめき。
綺麗ですね。

さて、明日のクリスマスに向けて、ちょっと早いクリスマスプレゼントがありました。


前にTwitterとかで、つぶやきましたが、一時帰宅(一時退院?)出来ることになりました。
さっき、主治医からも許可が出たので、おおよそ、オーケーだと思います。
多分、一時帰宅日は、26日ぐらいになります。
家で過ごせるのは、来年の3日ぐらいまでかな?

10月。
退院は何時になるかもわからず。

歩けなくなる。
車椅子に乗れるようになるかわからない。
骨が壊死するかも。

などと言われ、腎臓や人工肛門と色々と積み重なり、一時期は、絶望的でした。
でも、今では、前に近い形まで歩けるかもしれないと、希望的観測が次々と出てくるようになりました。
車椅子はもちろんのこと、歩く練習をしまくっています。

そして、今回の一時帰宅の許可。。。自分で言うのもなんだけど素晴らし過ぎです(笑)

さっき、主治医(例のきれいな女医さん、笑)がオーケーを言いに来た時、今までにないぐらいの満面な笑顔だったので、ちょっと面白かったです(良い意味で。今まで、事が事だけに、気むずかしい顔をすることが多かったので)。
リハビリの先生も「ここまで来て良かった」と言ってくれたり、看護師の婦長さんも「不屈の精神でやりましたね」と言ってくれたり。
病院側の方々も、嬉しく思ってくれているんだなぁって感じています。

絶望的に感じていた時は、何もかも嫌になってしまいそうだけど、前の日記で書いたように全ての想いを手放せた時、急に好転していったので、やっぱり、心と身体は、しっかり結びついているんだと改めて思います。


友人が、斉藤一人さんの言葉をまとめて、毎朝、メルマガにして送ってくれるのですが、今日の朝は、こんな言葉でした。

「小さな幸せを数えだしたら大きな安心が手に入った。手があって幸せ、足があって幸せ、今日があって幸せ。   ひとり

自分のないものを数えると不幸になります。
自分があるものを数えると心が豊かになって幸せになります。
目があって幸せ、手があって幸せ、足があって幸せ、命があって幸せ、ご飯が食べられて幸せ。ほら、これだけ幸せになった。」



本当に、そうだなって、この3ヶ月にもなる入院生活で、一番深く気が付かされた事でした。
前からわかっていたと思っていたけど、がむしゃらに動いていた時は、すっかり、忘れていました。
そんな大事な事を気付くために必然的にあった入院であり、そのことをわかったから、好転しはじめたのだと感じます。

そして、何度も書くようだけど、たくさんの人の繋がり、仲間の大切さを改めて、感じて止みません。

神さまは、いるのだと思う。
絶望の淵に立たされると、見失ってしまうけど、どこかで見守ってくれているんだと感じます。

クリスマスイブは、独り孤独に死を選ぶ人が多くいると聞きます。
世の中には、いろんな人がいて、今尚、苦しみと悲しみの中に浸りきっている人たちもいる事を知っています。
そんな人たちに「生きろ」は言わないし、生きていれば良いことがあるなんて、軽々しく言うことは、私にはできません。

ただ、そんな人も、誰でも、決して独りではないし、生きる選択肢を、必ず持っているはずだし、そのことを少しでも覚えていて欲しいと感じます。

人工肛門をつける時、私は、最初、拒否しました。
絶望的に感じて。
でも、そんな時に浮かんだイメージが、仲間たちとおしゃべりをし、笑いあっている自分の姿でした。
その時、急に安堵感が訪れ、「大丈夫」と思い、生きる選択肢を選びました。
あの時に浮かんだ多くの仲間たちの姿がなかったら、生きる選択肢を選ばなかったと思います。

これからどうなるかわからないし、ゴールはまだ遠い先にあるけど、あの時、生きる選択肢を選んで良かったと思います。

そのことを、しっかり感じながら、年末年始、家族とゆっくり過ごしたいと思います。
来年、再入院後の社会復帰へ向けての歩みのために・・・。


みんなにありがとう。
命にありがとう。
そして、生かしてくれてありがとう。

本当にありがとう。


まだ、早いのですが、全ての人たちに。
全ての魂に。

Happy Merry Christmas~☆

沢山の幸せがあなたの胸の中に見つかりますように...。

KOKIA 祈り

歌詞

KOKIA ぬくもり

歌詞
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もう12月ですね~。
病院生活も3ヶ月目に突入です。

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12月末には、退院出来るかなぁって思ったけど、やっぱり甘かった(笑)

Twitter で書いたけど、クリスマス、年末年始は、病院で過ごすことになりました。うちの両親は、一時退院させると意気込んでるけど、そんな簡単な状態ではないし、 変に退院して、悪化させても仕方ないしなので、私は、病院側に任せたいと思ってます。先日、内科、泌尿器科などあっちこっちの担当者でしっかりと話し合っ てくれた結果だし、信頼しようと思ってます。
まぁ、年末年始を病院で過ごすなんてそうはないし、貴重な経験だということで(笑)、いろんなことを感じながら過ごしてみます。

部屋が変わったり、食事がちょっとだけ制限かかったり、リハビリの内容がハードになったりしました。緊急外来からの患者さんの入退院が激しく入れ替わって、 看護師さんの人手が足りないみたいで、ちと、ほったらかしになっていますけど(笑)、まぁ、ここまで良くしてくれているし、ありがたいことだなぁって思っ ています。

さすがに携帯とテレビと本では飽きてきたので(笑)、最近、ノートパソコンを持ち込みました。まだ、完全に起き上がれないので、キーを打ちづらいですね...。疲れてしまうので、昼間の短期間だけ、立ち上げています。
去 年の12月に買ったノート...って言っても一時期流行ったネットブックなんだけど。しかも、リリースしてすぐのWin7。当日は、講演会やイベントで動画や パワーポイントなどのプレゼンデータを写せればいいや程度で買ったのだけど、意外に快適でして。もちろん、それなりに動作は遅いけど苦にならない程度。主 要なソフトは何とか動いてくれるし、当日も良い買い物したなとご満悦だったけど、改めて、買って良かったっていう感じ。大きさも小さくて手狭な病室には手 頃だし、こんな時のために買ったのかしら?なんて思ってしまいます。

体調は、行ったり来たりですね。ここ数日、腎臓とか調子がいまいちで、点滴が短期間で再開したり、抗生物質を処方してもらったりしています。検査結果は悪い結果になっていないので、大丈夫ですが。しっかりと付き合っていかないとなぁって思ってます。

リハビリは、今までは、筋力や機能維持がメインでしたが、今は車椅子に乗ること、移動すること、歩くことなど、退院後に向けての運動が多くなり、結構、大変になりました。終わったあと、ヘロヘロになります(笑)
あと、お見舞いに来てくれる友人たちも多く、本当にありがたいなぁって感じます。写真は、その時のものです。私、やっぱり病人ですね...(笑)まぁ、リハビリ以外は寝たきりなんで仕方ないですね。

こうやって来てくれる友人と話していると、元気をもらいますね。写真を撮った当日、少し凹み気味だったのだけど、友人と話していたら、元気になりました。こういう時って、友人や仲間の存在の大切さや有り難みが身に染みます。

もちろん、実際に病院に来てくれる方だけでなく、メッセージやメール、コメントをくれるだけでも、とても、嬉しいですよ!mixiなどを通して繋がっているなぁって感じられて、独りじゃない、支えてくれる人たちがたくさんいるんだって、励みになります。

やはり、たまに前に進めなくなるんじゃないかって凹んでしまうこともあるけど、みんながいることを感じながら、生きています。前に進めなかったら、みんなを感じながら、ゆっくり休んでいます。だから、みんなの存在が嬉しく思います。

本当にありがとう。

道のりはまだまだ長いし、めげてしまいそうだけど、ゆっくりやっていきますね。

読んでくれてありがとう。また、報告しますね♪

明日は、朝食抜きで検査だぁ~(笑)

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毎日、励ましのメールやコメント、メールなど頂いています。こうやって気にかけてくれる友人たちや知り合いがいてくれるなんて、ありがたい。本当にありがとう。

今日は友人たちがお見舞に来てくれました。素敵な手作りの写真集を持ってきてくれたり、本を頂いたり、マッサージをしてくれたり。

先日も別の友人やご夫婦がお見舞に来てくれました。一足早いクリスマスプレゼントや甘いものに餓えている私を知ってくれて美味しいお土産をくれました。

会社の上司も様子を見に毎週きてくれています。会社の人とあまり話したりしたことはないんだけど、ゆっくり話したりしています。

なんだか恐縮するばかりですが、こうやって人と逢ったり話したりしていると、一人じゃないんだなぁって思います。

限りある時間を誰かのために割いて、行動に移すこと。会いに来てくれること。当たり前に思ってしまう行動も本当はとても大切なことだし、なかなかできないことなのかもしれません。だからこそ、とても、感謝して止まないし、こんなに嬉しいことはないって思うのです。

誰かが悲しんだり苦しんでいたりしたら、ただ、ただ、こうやって寄り添うこと。それだけでも生きる意味や大切さや力を感じられるもんなんだなって思うのです。それだけでも安心感が違うのです。

正直な話、入院生活初期の頃の体調も精神も不安定だった頃は人とも会いたくなかったけど、そんな時でも気にかけてメールなど入れてくれる仲間がいて、そのことがどれだけ、安心感を得たことか。力になったことか。その力は計り知れないように思っています。


みんなのおかげもあってか、リハビリも順調に進んでいます。ここ一週間で飛躍的に進んできて前は筋肉や骨の機能維持ぐらいだったものが、車椅子に乗ったり、立ち上がる訓練が始まったりしています。

人 の力を借りてなんで、自力でできるようになるまでは、まだまだだし、車椅子に乗るにも数人がかりで乗るだけだし、自分で動かしたりは出来ていないんです が、車椅子に乗るのは12月になってからと言われていたので、かなりとんとん拍子で進んでいます。(しかも、車椅子どころか、立つ練習や歩く一歩前まで始 めている、笑)

もちろん、自分の力で動いたりするのはまだまだだし、1日の8~9割寝たきりなのは変わらないのですが、先が見えてきたのは確かで、良い形で退院することも夢ではない感じになりました。

退 院は早くても今年末が来年頭かな。退院した後もすぐに動けるわけではない。まだまた、やることは山とあり、乗り越えないとならないことも沢山あり。骨折、 腎臓、人工肛門。さっきも体調のあることで凹んだりしましたし(笑)。たまには立ち止まりつつ、へこんだりしつつ、愚痴もを言いつつ(笑)、ゆっくりじっ くりとやっていきたいと思います。


前の日記にも書いたけど、前はがむしゃらに生きすぎていたなって思う。親友に「生き急ぐんじゃ ないよ」って叱られたこともあるけど、まさにその生き方でした。でかいことばかりを考えて、絶えず前ばかりを見て全速力で駆け回っていた。自分のことを省 みることは勿論のこと、身近なことや周りや足元のことを見ることもしていなかったようにも思う。

得体の知れないようなことを追いかけ、得体のしれないことに追われていた。星の王子様じゃないけど、大切なことってすでに周りにそろっているのに、何かをがむしゃらに探していたようにも思う。

イ ベントを企画し、イベントに参加し、何かを伝え、何かを得ること。勿論、そのことは大事なことなんだけど、そうしないといけないって思っている自分もいま した。何か大きなことを人よりも沢山しないと、自分と言う価値がなくなってしまい、仲間も何もかも目の前から消えてしまうんじゃないかって恐怖や恐れにも 似た感情を抱いていたことも事実。

でも、実際はそうでないことを、この入院生活で痛感しました。手放せたんですね。そういう脅迫概念を。 そしたら、身も心も楽になった感じ。安定して逆に治りも早くなったのかもしれません。(実際、ここ一、二週間の骨折部位のつき具合が主治医がびっくりする ほど飛躍的に向上したみたいです。今まで全く変化無しだったので。)

この身体があって生きて、仲間がいる時点ですでに足りているんです ね。がむしゃらに探さなくても。自分や繋がりを愛を持ってちゃんと感じて、思い続けていれば消えることなんて決してないんですね。何か色んなことを勘違い していたし、思い込んでいたし、入院して大きな気づきを得られたって思いました。そして、改めて自分の立ち位置を感じ、改めて生きる意味を見つけられたよ うに思います。
今は、美味しいものを食べ、誰かとゆっくりお茶したりのんびりとやりたい。自分の部屋で自分の大切なものに囲まれて、大切な家族のもと、自分のベッドで眠りたい。なんか、そんな些細なことが今の夢だし、こんな当たり前のことが愛おしく、大事なことなんだなって感じます。

入院して感じることって、今までにない大きな宝物です。まだまだ感じることが多そうだし、大事な時間だとそう思うこの頃です。 最初の頃は、被害妄想のように思ってしまっていたこともあるけど、入院して良かったって、なんか、そんなことを思えるようになりました。


そんな気づきができたこと。みんなに、今に、本当にありがとう。
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