映画『ゆずり葉 -君もまた次のきみへ-』

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世の中、オリンピックや、あっちこっちでお祭りや花火大会で、大騒ぎなのですね(笑)

昨日(28日)は、地元の『いのち☆つながる広場 日野』の集まり。
『いのち☆つながる広場 日野』 で定期的にやっている『いのちの遊び場』です。
今回は、上映会をやってきました。

上映した作品は、『ゆずり葉』
ゆずり葉のチラシ
本当は、色々と手続きをして上映しないとならないけど、試写会という形でやりました。

聴覚障がい者を取り巻く世界を中心に描かれた、命を紡ぐ感動のストーリーです。
ドキュメンタリーではないのだけど、実際にあったお話しを元に再構成されて、一つの物語りとなっています。

SPEEDの今井絵理子 さんをはじめ、有名な方も出演されています。
(今井さんのお子さんがやはり聴覚障がいです。現在、手話を使ったステージなどで日本中飛び回って活躍されています)
監督さんも耳の聞こえない方だったり、主人公など出演者やスタッフなどもそうであったり。
聴覚がい害の人もそうでない人も一緒になって、工夫しながらつくりあげた当時としては画期的な映画です。

もう3年ぐらい前にポレポレ東中野 でみたのだけど、その時、感動しすぎで、腰を抜かして上映が終わってもなかなか立ち上がれなかった(笑)
DVDを早速買って、家で何度もみたけど、今日も、やっぱり、感動しすぎでした、、、。

この映画は、いろんな事を教えてくれるので、色んな人に見てもらいたいのです。
聴覚障がい者の薬剤師免許所得の話とか(実際にあった話で、『ゆずり葉』の監督、早瀨憲太郎さんの奥様、久美さんがモデル。映画の舞台である1999年当 時、署名活動などで話題になり、現在では取れるようになりました。)実際に新聞で賑わせた時事問題も含め、障がい者の結婚や就職などといった障がい者を取 り巻く社会環境の問題をメインに扱っていますが、ストーリーが半端ないぐらいしっかりとしているので面白くて伝わりやすく、"障がい"とは全く関係の無い 人たちにも伝わるメッセージが沢山あります。

色んな人が共に生きるとはなにか、自分らしく生きるとはなにか、わかりあうとはなにか、命を繋ぎ紡ぐとはなにか、人を愛し合うとはなにか。
色んな想いが約1時間40分の映画の中に入っています。

今日見てくれたみんなも号泣。
色んな想いがあったみたいで、良かったです。

実は、私が病気で倒れる前に上映会を企画していました。
(その時に会場取りとかで動いてくれた皆さん、ごめんなさい!)
手頃な方式の上映会システムではないので、200~300名ぐらいでやらないとならないぐらい大変なのです。
なので、病気で倒れて、出直しになってよかったのかもしれない。
自分の体調も安定してきたし、仕切り直しで来年あたり、考えてみようかなと思っています。

最後に、この映画のタイトルにもなっている『ゆずり葉』の詩です。
監督の早瀬さんの詩もあるのですが、こちらの方が好きで有名なので、載せておきます。
この詩の想い、そのものがこの映画には流れています。

詩『ゆずり葉』

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このページは、Nipopoが2012年7月29日 03:50に書いたブログ記事です。

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