2010年12月アーカイブ

只今、自宅にいます。

前の日記でも書いたように、年末年始は自宅で過ごす事が出来ています。
今の身体の状況で自宅でどこまで生活出来るか、今後のリハビリや治療方針を見極めるためもあり、特別処置に近い形で病院がオーケーを出してくれました。

26日の午後に自宅に帰り、29日に一旦病院に戻りました。
そして一泊だけして、今日の午前中に自宅に帰り、4日午後まで自宅に過ごします。

本当は26日からぶっ続けで帰れる予定だったんだけど、法律の規定上、ダメなことがわかり、こんな形になりました。


1日目は、自宅の中はパニックでした(笑)
ほとんど、両親に頼ってでしか生活ができないし、要領が解らず四苦八苦でした。
でも、やっと、慣れてきて、スムーズに事を運べるようになりました。

以前は出来たけど、出来なくなってしまった事が多すぎです(笑)
いや...。
ここまで不便かっていうぐらい、本当に大変です。
今は、ほとんど両親の手を借りているし、両親の手を借りてもできない事が多いし。
両親も歳なんで、手を借りずともやれるようにしないと、今後、大変です。


人工肛門のメンテナンスはもちろんのこと、日常生活のほとんどを、今まで、自分の力だけでやれていたんだよね...。
手足が不自由でなく動くって、幸せなことなんだなって思う。
そ して、この日常生活の全てを出来るようになるまで、練習を積み重ねてきた昔の自分の頑張りを誇りに思うし、それを支えてくれた両親の存在や骨の折れやすい 病気なんで、どうしても、守りに入ってしまう所を「骨折を怖がるな」と猛特訓を推し進めてくれた昔、担当してくれた主治医の方々には感謝の想いでいっぱい です。


本当に泣きながらやっていたもんなぁ。
自分の足で移動するために、歩く訓練や立つ訓練、階段の登り下りなど様々。
日常生活が自分で出来るようにと色々とやりました。

その成果もあって、上半身は丈夫なので、こんな身になってもさほど苦労なくリハビリが進むので、先生方も驚いているけど、自宅に帰ると様々な問題が出てくるので、来年からは、一つひとつ乗り越えていかないとって思ってます。
頑張らないと。

まぁ、大変なことは多いけど、自宅はやっぱり良いですね。
気を遣わなくてもゆっくりしてられるし。

昨日、病院に戻った途端に激痛で具合が悪かったけど、自宅に帰ったら落ち着きました。
やっぱり精神から来ている気がする。
病院では、なんだかんだと気が張ってるんだと思う。

4日までの間ですが、気を休めるため、そして、来年の長い道のりを乗り越えるため、家族とのんびりしたいと思います。

皆さんも、良いお年を~♪
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今宵は、クリスマスイブですね。
皆さんは、どのように過ごすのでしょうか?
テレビに映る街のきらめき。
綺麗ですね。

さて、明日のクリスマスに向けて、ちょっと早いクリスマスプレゼントがありました。


前にTwitterとかで、つぶやきましたが、一時帰宅(一時退院?)出来ることになりました。
さっき、主治医からも許可が出たので、おおよそ、オーケーだと思います。
多分、一時帰宅日は、26日ぐらいになります。
家で過ごせるのは、来年の3日ぐらいまでかな?

10月。
退院は何時になるかもわからず。

歩けなくなる。
車椅子に乗れるようになるかわからない。
骨が壊死するかも。

などと言われ、腎臓や人工肛門と色々と積み重なり、一時期は、絶望的でした。
でも、今では、前に近い形まで歩けるかもしれないと、希望的観測が次々と出てくるようになりました。
車椅子はもちろんのこと、歩く練習をしまくっています。

そして、今回の一時帰宅の許可。。。自分で言うのもなんだけど素晴らし過ぎです(笑)

さっき、主治医(例のきれいな女医さん、笑)がオーケーを言いに来た時、今までにないぐらいの満面な笑顔だったので、ちょっと面白かったです(良い意味で。今まで、事が事だけに、気むずかしい顔をすることが多かったので)。
リハビリの先生も「ここまで来て良かった」と言ってくれたり、看護師の婦長さんも「不屈の精神でやりましたね」と言ってくれたり。
病院側の方々も、嬉しく思ってくれているんだなぁって感じています。

絶望的に感じていた時は、何もかも嫌になってしまいそうだけど、前の日記で書いたように全ての想いを手放せた時、急に好転していったので、やっぱり、心と身体は、しっかり結びついているんだと改めて思います。


友人が、斉藤一人さんの言葉をまとめて、毎朝、メルマガにして送ってくれるのですが、今日の朝は、こんな言葉でした。

「小さな幸せを数えだしたら大きな安心が手に入った。手があって幸せ、足があって幸せ、今日があって幸せ。   ひとり

自分のないものを数えると不幸になります。
自分があるものを数えると心が豊かになって幸せになります。
目があって幸せ、手があって幸せ、足があって幸せ、命があって幸せ、ご飯が食べられて幸せ。ほら、これだけ幸せになった。」



本当に、そうだなって、この3ヶ月にもなる入院生活で、一番深く気が付かされた事でした。
前からわかっていたと思っていたけど、がむしゃらに動いていた時は、すっかり、忘れていました。
そんな大事な事を気付くために必然的にあった入院であり、そのことをわかったから、好転しはじめたのだと感じます。

そして、何度も書くようだけど、たくさんの人の繋がり、仲間の大切さを改めて、感じて止みません。

神さまは、いるのだと思う。
絶望の淵に立たされると、見失ってしまうけど、どこかで見守ってくれているんだと感じます。

クリスマスイブは、独り孤独に死を選ぶ人が多くいると聞きます。
世の中には、いろんな人がいて、今尚、苦しみと悲しみの中に浸りきっている人たちもいる事を知っています。
そんな人たちに「生きろ」は言わないし、生きていれば良いことがあるなんて、軽々しく言うことは、私にはできません。

ただ、そんな人も、誰でも、決して独りではないし、生きる選択肢を、必ず持っているはずだし、そのことを少しでも覚えていて欲しいと感じます。

人工肛門をつける時、私は、最初、拒否しました。
絶望的に感じて。
でも、そんな時に浮かんだイメージが、仲間たちとおしゃべりをし、笑いあっている自分の姿でした。
その時、急に安堵感が訪れ、「大丈夫」と思い、生きる選択肢を選びました。
あの時に浮かんだ多くの仲間たちの姿がなかったら、生きる選択肢を選ばなかったと思います。

これからどうなるかわからないし、ゴールはまだ遠い先にあるけど、あの時、生きる選択肢を選んで良かったと思います。

そのことを、しっかり感じながら、年末年始、家族とゆっくり過ごしたいと思います。
来年、再入院後の社会復帰へ向けての歩みのために・・・。


みんなにありがとう。
命にありがとう。
そして、生かしてくれてありがとう。

本当にありがとう。


まだ、早いのですが、全ての人たちに。
全ての魂に。

Happy Merry Christmas~☆

沢山の幸せがあなたの胸の中に見つかりますように...。

KOKIA 祈り

歌詞

KOKIA ぬくもり

歌詞
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みんなも飽きただろうし、たまには、自分の病気の話題以外も(笑)

今年もこの季節になりましたね~。
なにがって?
株式会社 アントレプレナーセンター主催の本家本元のドリームプランプレゼンテーションです。
http://drepla.com/


2010年の今年もJCBホール(12月11日に本戦)であります。
しかも、今年は予選会を含めて、丸々3日間。
毎年、規模が大きくなっていく(笑)

一昨年、去年と、見に行ったし、去年な友人たちが数多く参戦していたので予選会から観覧。
毎年、夢と希望が溢れ、それだけでなく、今の世の中に対してどんなことができるかを、自分なりに思い起こさせてくれるイベント。
感動しまくりで、終始泣きっぱなしでした。
(去年、一昨年の日記参照、笑)

今年も観覧しようと、ずいぶん前に、本戦だけ、早々とチケットを購入して、待ち望んでいたのだけど、今回の入院騒ぎで行けなくなってしまいました。


それに、今回は、大役をもらっていたのに...。

ずっと前にTwitterやmixiのつぶやきに、大発表を予告していたのですが...。
もう、みんな、覚えてないですよね(笑)


実は、出場することになっていたのです。

...へっ?
いや...、プレゼンターではなく、パートナーとして(笑)


上のドリプラのアドレス先の出場者リストに、清水由貴子さんがいると思いますが、その方のパートナーとしてです。


ドリプラは、出場するプレゼンターと二人三脚で、想いや事業内容を膨らまし、まとめ、夢の実現に向けて造り上げていくパートナーが必ず付くのですが、私に白羽の矢が当たったのです。

清水さん。
7月の企画書提出期限数週間前までドリプラなんて、まったく知らかった人でして(汗)

ナニメンさんと言う方が出てたらしいと言うことで偶々知ったドリプラの説明会に参加。
いきなり、燃え上がって、出場を決めたのです。


清水さん自身は、想いと愛に溢れ、数年前から某環境、平和NGOを通して知り合い、同郷だし同じ歳だし隣街の高校という繋がりもあり親友として付き合っていたのですが、提出期限間際で突然、この出場話を聞かされ、しかも、パートナーになって欲しいと言われ(笑)

パートナーに選んでくれた理由。
清水さんの直感(笑)
ドリプラに出ようと決意した時、真っ先に私の顔が浮かんだそうで。

それに、事業内容からして、私がやりたいと思い描いていたことに近く、リンクすることも多く、BeSmilePresentsとしてもお手伝い出来ることが多かったこともあり、すぐに快諾してパートナーとなったのです。想いを分かち合えるのは、清水さんと私しかいないと。


あと、数週間もない事業計画書の提出期限。
その頃、7月末のイベントが正念場だったし、体調も崩しかけていたしで、大変だったのですが、カフェなどで何度か会って、計画書作りのサポートをしてました。
知っている人も多いでしょうが(笑)、私の性格上、そういう時、妥協をゆるしませんので、これでもかというぐらいに口うるさく、ガンガンダメ出ししまして(笑)
清水さんも、しっかしと受け止めてくれて、負けじと応えてくれて、期限数分前に事務所直接持ち込みで計画書を提出できました(清水さんのこの粘り強い想いと根性は、やっぱりさすがです)

そして、8月はじめの結果発表。
プレゼンター20名に選ばれませんでした。


まぁ、プレゼンターの中には数年がかりであたためて形にしていっている人もいるし、まったくあてもなく、「ドリプラ」自身も知らない状態の人が出場出来るわけもなく、残念だったけど「来年に向けてやっていこう」って二人で誓い合いました...。


そんな矢先...。

9月半ば。
ドリプラ事務局から清水さんへ電話。

「プレゼンターの一人が出場できなくなった。清水さん、出場しませんか?」

清水さんの提出した企画書。
実は惜しかったみたいです。
最終選考まで残り、惜しくも落ちた一人だったらしく。
欠員も忍びないし、チャンスを生かして欲しいから是非とも出場して欲しいとドリプラ事務局から直々にお願いが入ったのです。

清水さん、出場即決(笑)
っていうか、あまりにも有り難い、そんなに有り得ないこんなチャンス、見逃したら罰が当たる。多分、神様から頂いた贈り物だし、お受けしたのです。


他のプレゼンターとは1ヶ月以上遅れたスタート。
しかも、出場者向けの合宿すら出ていない私たち。
途中からの参戦だけど、こうなったら全力で向かって行こう!!
と二人で決心した矢先...。




あたしは入院決定(笑)
しかも、今年いっぱい病院生活(笑)


申し訳ないっていうかなんていうか、どうしたものかと悩んでいたのですが。
時間外だったけど、夜、病院に来てくれて、色々と相談して。「申し訳ない」と私が口にしたら泣かれてしまい...。

同じく清水さんの想いに共感し、色々と手伝ってくれると約束してくれていたシンガーソングライターの二條容子さんがパートナーをバトンタッチしてくれることになり、お願いしました。
頼りになる方だし、信頼出来る方なので、安心してお任せしています。


と言うわけで、私は病院からの応援になってしまったのですが、絶対、大賞を取れるお二人だと確信しているので、清水さん、二條さんを知っている皆さんも応援して欲しいのです。
知らない方も、私の代わりに応援してあげて欲しいのです。
エールを送ってあげてください。
彼女の言う「無償の愛」に根ざした事業は、今、独り寂しく辛く生きる希望を失った人々に光を灯すと思っています。

皆さん、本当に、どうぞ、よろしくお願いします。
本戦は、当日券とかもあるようなので、お時間のある方は、会場までお越しください。

清水さんだけでなく、他のプレゼンターの方々も、世界に一筋の光を灯すべく、想いの詰まったプレゼンをしてくれると思います。色々なことも感じ、考えさせてくれますよ。

ベッドからの応援しか出来ないので悔しいですが、私の想いも届け!という感じで、本戦に、そして大賞に出られるように、祈り続けたいと思います。


清水由貴子さん
http://mixi.jp/show_friend.pl?&id=2691412
※日記にドリプラ出場のことが書いてあります。

二條容子さん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=32900502
http://yokonijo.sakura.ne.jp/

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もう12月ですね~。
病院生活も3ヶ月目に突入です。

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12月末には、退院出来るかなぁって思ったけど、やっぱり甘かった(笑)

Twitter で書いたけど、クリスマス、年末年始は、病院で過ごすことになりました。うちの両親は、一時退院させると意気込んでるけど、そんな簡単な状態ではないし、 変に退院して、悪化させても仕方ないしなので、私は、病院側に任せたいと思ってます。先日、内科、泌尿器科などあっちこっちの担当者でしっかりと話し合っ てくれた結果だし、信頼しようと思ってます。
まぁ、年末年始を病院で過ごすなんてそうはないし、貴重な経験だということで(笑)、いろんなことを感じながら過ごしてみます。

部屋が変わったり、食事がちょっとだけ制限かかったり、リハビリの内容がハードになったりしました。緊急外来からの患者さんの入退院が激しく入れ替わって、 看護師さんの人手が足りないみたいで、ちと、ほったらかしになっていますけど(笑)、まぁ、ここまで良くしてくれているし、ありがたいことだなぁって思っ ています。

さすがに携帯とテレビと本では飽きてきたので(笑)、最近、ノートパソコンを持ち込みました。まだ、完全に起き上がれないので、キーを打ちづらいですね...。疲れてしまうので、昼間の短期間だけ、立ち上げています。
去 年の12月に買ったノート...って言っても一時期流行ったネットブックなんだけど。しかも、リリースしてすぐのWin7。当日は、講演会やイベントで動画や パワーポイントなどのプレゼンデータを写せればいいや程度で買ったのだけど、意外に快適でして。もちろん、それなりに動作は遅いけど苦にならない程度。主 要なソフトは何とか動いてくれるし、当日も良い買い物したなとご満悦だったけど、改めて、買って良かったっていう感じ。大きさも小さくて手狭な病室には手 頃だし、こんな時のために買ったのかしら?なんて思ってしまいます。

体調は、行ったり来たりですね。ここ数日、腎臓とか調子がいまいちで、点滴が短期間で再開したり、抗生物質を処方してもらったりしています。検査結果は悪い結果になっていないので、大丈夫ですが。しっかりと付き合っていかないとなぁって思ってます。

リハビリは、今までは、筋力や機能維持がメインでしたが、今は車椅子に乗ること、移動すること、歩くことなど、退院後に向けての運動が多くなり、結構、大変になりました。終わったあと、ヘロヘロになります(笑)
あと、お見舞いに来てくれる友人たちも多く、本当にありがたいなぁって感じます。写真は、その時のものです。私、やっぱり病人ですね...(笑)まぁ、リハビリ以外は寝たきりなんで仕方ないですね。

こうやって来てくれる友人と話していると、元気をもらいますね。写真を撮った当日、少し凹み気味だったのだけど、友人と話していたら、元気になりました。こういう時って、友人や仲間の存在の大切さや有り難みが身に染みます。

もちろん、実際に病院に来てくれる方だけでなく、メッセージやメール、コメントをくれるだけでも、とても、嬉しいですよ!mixiなどを通して繋がっているなぁって感じられて、独りじゃない、支えてくれる人たちがたくさんいるんだって、励みになります。

やはり、たまに前に進めなくなるんじゃないかって凹んでしまうこともあるけど、みんながいることを感じながら、生きています。前に進めなかったら、みんなを感じながら、ゆっくり休んでいます。だから、みんなの存在が嬉しく思います。

本当にありがとう。

道のりはまだまだ長いし、めげてしまいそうだけど、ゆっくりやっていきますね。

読んでくれてありがとう。また、報告しますね♪

明日は、朝食抜きで検査だぁ~(笑)

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